ストレスチェック その28|ストレスチェック制度の課題とプロ産業医による解決策②『先行事業場では退歩?!』(15/03/10)
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ストレスチェック その28|ストレスチェック制度の課題とプロ産業医による解決策②『先行事業場では退歩?!』(15/03/10)

2015年03月10日(火)12:12 AM

プロフェッショナル産業医こと合同会社パラゴンが解説するストレスチェック制度(ストレスチェック及び面接指導)」について。シリーズその28です。

第28回目はストレスチェック制度の抱える課題とプロ産業医による解決策②です。

自主的管理まで落とし込めている先行事業場でのメンタルヘルス対策との整合性が課題②として挙げられます。027

臨床心理士によるメンタルヘルス対策といった、事業場の特性に合わせて先進的に発展させてきた先行事業場からしたら、“希望しない限り受ける必要がない”と労働者に受け取られてしまったり、個人情報保護の厳格化・煩雑化から、労働者とのカウンセリングの前に“管理のための管理”に終始せざるをえなくなるといった退歩を余儀なくされる点が懸念されています。その点に対しては「ストレスチェック その10」 等で述べたように、丁寧な対応と説明を労働者と共に歩むことが肝要と考えます。

なお厚生労働省が2017年9月7日に公表した「平成28年労働安全衛生調査(実態調査)の概況」によると、すでに平成27年度からストレスチェックを実施していた企業が22.4%も存在していたことが明記されると共に、事業所規模別の実施率と2017年7月26日に公表した受検率は表1になります。

 

表1 ストレスチェックの実施率と受検率

規模

実施率[%]

受検率[%]

10-29

54.8

なし

30-49

52.8

50-99

83.9

77.0

100-299

91.0

78.3

300-499

96.5

79.1

500-999

93.4

1,000~

95.7

77.1

全体

62.3

78.0


このように、受検率は7割を超えていました。

 

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