インフルエンザ⑧|咳エチケットと手洗いが流行防止に効果|最新感染症情報(17/11/24)
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インフルエンザ⑧|咳エチケットと手洗いが流行防止に効果|最新感染症情報(17/11/24)

2017年11月24日(金)9:49 AM

1.厚生労働省、本格的に「うがい」をインフルエンザ流行阻止対策から外す。

 

そもそもインフルエンザウイルスは気道粘膜に限らず、鼻腔、結膜からも人体内に侵入しえます。
インフルエンザウイルスを含有した粘液は、咳やくしゃみを通じて拡散します。

咳やくしゃみが広範に拡散されなければ、感染阻止になる・・・したがっての「咳エチケット」。

 

電車内で咳をしている方がいたら、咳エチケットを呼び掛けたいもの。

★ 横浜市、第46週(11/13-20)にインフルエンザ流行期入り。
  2016-17シーズンと同じ。

★ 川崎市も同じく第46週に流行期基準到達。

  川崎市の場合にはA群溶血性連鎖球菌感染の方が深刻

☆ 2017/18シーズンに用意されたインフルエンザワクチン供給量 約2,634万本
        昨年度の推計使用量は約2,642万本。

☆同今シーズンの抗インフルエンザ薬供給予定量 約1,886万人分
        昨シーズン(2016年10月~2017年3月)消費量:約577万人分。

  出典:厚生労働省 平成29年度 今冬のインフルエンザ総合対策について 

 

 

2.埼玉県内における外国人職業技能集合講習を発端とした風疹広域感染事例

 

IASR Vol. 38 p.188-190: 20179月号からの引用情報になります。

【課題】

風疹や麻疹を含んだ感染症についてや予防に関する外国人職病技能集団に対する定めは確かにありません。

従って、受け入れ事業者においては, 研修受け入れ手続き上、風疹や麻疹等の感染症の罹患歴確認、予防接種歴の確認, そもそも渡航前の教育すら実施されていません。

風疹が国内に持ち込まれ, 集合講習を通じて全国に感染拡大を引き起こすリスクがあることが示唆されました。

今後も外国人技能実習生の受け入れ事業の拡大が予想されるため, 同様の事例が日本国内で起こる可能性は高く対応が求められます。

 

【対策】

実習生の出身国の風疹流行状況を考慮し, 実習生に対し, 来日前の予防接種の推奨, 感染症教育, 予防策の指導を実施することが重要です。

また
, 受け入れ企業も実習生の出身国の感染症の状況を把握し, 従業員への予防接種の実施など, 海外研修生の受け入れのための感染症対策を行う必要があります。

 

3.ちまたの感染症流行状況

 

定点把握されている5類感染症のうち手足口病、咽頭結膜熱、ヘルパンギーナが例年より統計学的に有意に流行増加が確認されています。

 

ヘルパンギーナ:主にコクサッキーウイルスA群やコクサッキーウイルスB群、エコーウイルスで発症する場合もある急性のウイルス性の咽頭炎です。

発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とします。乳幼児を中心に夏季に流行する、いわゆる夏かぜの代表的疾患です。

 

 

4.例年、年末にかけてノロウイルスの流行が 

 

例年、ノロウイルスは、年末にかけて流行曲線の増加が確認されています。ノロウイルスの厚生労働省による感染予防対策はこちらから

東京都による予防情報はこちらから。

 

 

5.インフルエンザ罹患者、例年通りに増加中



第47週と11月13日~11月19日1週間における、全国でのインフルエンザ罹患推定患者数は22088人であることが、薬局サーベイランス日報より通知されています。

繰り返しになりますが、咳エチケット手洗いが、インフルエンザ流行防止に有効です。


以上、プロフェッショナル産業医で知られる合同会社パラゴンが11月23日現在収集した、感染症防止に関するキュレート情報です。



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