福島弘達(精神保健福祉士・社会福祉士・公認心理師)紹介

福島 弘達(ふくしま ひろみち)

Hiromichi Fukushima

【ミッション】

●毎年10万にという介護離職者を限りなくゼロにします。
→1人で悩むことはありません。ご家族が、要介護状態になる前後にできることが沢山あります。
15年の経験で得たノウハウを惜しみなく提供致します。

●遠方の方でも、スカイプを用いた面談にて、メンタルヘルス支援を行います。

●発達障がい者の就労支援は、私にお任せください。

参考:NTT東日本が2013年社内向けにアンケートを行なったところ、「介護をしながら働いた経験があるとの回答は4人に1人、8人に1人は現在も介護をしている」という実態が把握されました。
事態は更に深刻です。さらに今後5年以内に介護が必要になる可能性があるとの回答は5割を越え、社内に衝撃が走ったそうです。

以上を踏まえ『日経ビジネス』2014年9月22日号では「隠れ介護1300万人の激震 エース社員が突然いなくなる」が特集されました。

総務省の統計によると、年間10万人もの人が介護を理由に職場を去っているそうです。
そのことを『日経ビジネス』では「隠れ介護」と名付けました。
「本人や配偶者の親が要介護状態で、会社にその事実を伝えていない人」は、実に1300万人と推計されるそうです。これは就業者の5人に1人に当たる数字に相当します。
もしこれらの人が介護を理由に会社を去ったとしたら? ・・・・・

アベノミクスでの「一億総活躍社会」で介護離職ゼロが掲げられました。
その方法としては、現在の介護職の1か月の平均給与22万円を1万円上げることだそうです。

本当に可能になるのでしょうか!?

私の提供する支援にて介護離職を止めます!

出典:隠れ介護1,300万人の激震 エース社員が突然居なくなる.日経ビジネス2014年9月22日号

経歴と現職

1999年

大学在学中から介護老人福祉施設の支援開始。

2001年

福祉系大学社会福祉学部社会福祉学科を卒業後、従業員180人、入居定員120名の介護老人福祉施設(デイサービス併設)に入職。

ケアワーカー、ソーシャルワーカー(ケアマネージャー兼務)、フロアリーダーを歴任。

2008年

施設部部長として人事労務管理・運営管理部門を統括。

2012年

4介護事業所職員の 人材教育、パーソナルコーチング、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修の講師担当開始。

2013年

介護老人福祉施設(従業員30名、40名定員)施設長として、以下の立て直しのために着任。

  • 年あたりの離職率50%
  • 介護スタッフ不足でサービスの提供が困難例:ショートステイ施設は1年5か月開店休業状態

<対策>介護、ケアマネジメントの業務支援に直接あたりながら、施設の『理念』の再確認、事業計画の職員との共有と具現化するためのグループワーク、個別面談(仔細は後述)を行いながら、人員増に奔走した。
着任2か月には人員が足りるようになってきた。同2か月半には、開店休業状態だったショートステイ施設を通じたサービス提供の再開にこぎつけた。

<結果> 2014年度は年間離職率を8%まで低減。

2015年

ケアソリューション パートナーズ」設立し独立。と共に、21世紀のメンタルヘルスは認知症対策であり、介護離職予防も含めたメンタル産業医として常に向上すべく練磨を怠らない合同会社パラゴン代表の姿勢に共鳴し、パートナー就任。

2016年

熊本地震で家族含め罹災するも、共に苦しむ地元の方々の力になりたいと、自身のことは二の次に罹災者のこころのケアに邁進中。

cotree社オンラインカウンセリングを介してもサービス提供中。

発達障がい者の就労支援を契約先に展開開始。

自己紹介

①福祉のプロとして
経済的問題、虐待、重度認知症、老老介護、認認介護(認知症を持つ者による認知症を持つ者に対する
介護が必要な時代),家族間の介護の協力体制が希薄である ケース対応は無数です。

ケアマネージャーとして介護保険に関しても、行政側でも解釈が難しい法律の行間まで見通せます。

②コーチとして
いきいきとした職場運営を心掛けてきました。その中で気が付いたことがあります。

それは部下や同僚が人間関係の悩みを抱えたままで仕事する場合、重要な報告や連絡の円滑さに支障を来したり、いつもはすることのない方でもミスを連発したり・・・

最悪のケースでは家族問題が引き金となり離職にまで至ったケースがありました。
“単なる福祉のプロではいけない!”-そう思い、精神面からの支援を担うべく、2009年専門学校の精神保健福祉学科通信制に入学し、精神保健福祉士の資格を取得しました。

更には2010年にオンライン授業で生涯学習開発財団認定コーチのカリキュラムを修了しました。

これらで得られた知識を実践に活かそうと、パーソナルコーチングを通じた面談を開始しました。

パーソナルコーチングは、各部署のリーダー5人に対して隔週、3か月間続けたところ、部下を責めがちなリーダーが、それぞれの「ミッション」・・・為すべき使命や「バリュー」・・・・叶えるべき人生における価値 に気づきはじめました。

なぜなら、スタッフからは「働きやすくなった」、施設の利用者家族からは「雰囲気が明るくなった、職員の対応がよくなった」と評価がそれまでとは全く別の内容へと進化したからでした。

他にも、職員の一人ひとりに対して個別面談を実施する際にも、コーチングスキルを活かしてきました。

元々は人事考課の為の面談でしかありませんでした。「誰にも相談できずに悩んでいたけれども、話ができて解決策が見えてきた」との感想を下さる方が出たときには、”やって良かった”と感じたものでした。

★合同会社パラゴンのbest among the best という理念に共鳴。
日本史上 最大の課題である少子高齢社会・・・ 
『介護のプロフェッショナル中のプロ』としての実績を背景に、産業精神保健においても、中でも介護問題の解決においてその持てる力を存分に奮いたく、参画することに。


【公職】

  • 熊本県介護の日の実行委員。(第1回、2回)
  • 熊本県ユニットケア基礎研修講師 (平成22年)
  • 菊池広域連合介護認定審査会委員
  • キャラバン・メイトとして「認知症サポーター養成講座」の講師。
  • 熊本市職業訓練センターにて介護職員初任者研修、介護職員実務者研修講師
  • 菊陽町社会福祉協議会介護職員初任者研修講師

資格・学位

著書・論文等

  • ニーズの把握が困難な認知症ケアプランの立案 重度認知症の人のニーズ把握とケアプラン作成
    施設ケアプランと記録の教室2011年05月20日発行 8巻5号:pp26-34
  • 柔軟にケアプランを作成・修正するためのモニタリングの進め方 モニタリングシートの活用法.
    施設ケアプランと記録の教室 2012年5月12日発行9巻 5号:pp42-48
  • 認知症の正しい理解 第1回「認知症」.アナブキ・コミュニティ・プレス 2017年9月vol.75;p14
  • 認知症の正しい理解 第2回「認知症の症状」.アナブキ・コミュニティ・プレス 2017年11月vol.77;p14
  • 認知症の正しい理解 第3回「認知症の症状」.アナブキ・コミュニティ・プレス2018年4月号ACP01;p6

取材

  • 日経ストラテジー 「組織のメンバー同士の関係性・コミュニケーションインフラについて」
  • 日経情報ストラテジ- 19(2), 88-91, 2010-03  日経BP社