メンタル産業医による健幸経営と成幸力向上支援の合同会社パラゴン|創設10周年(滋養研究の紹介)

ストレスチェックの活用にて人的資産価値を向上を通じた健幸経営の支援に長けたメンタル産業医で知られる合同会社パラゴン(東京都港区)は、お陰様で2023年6月6日に創設10年目を迎えました。

これまで、悩み、迷い、苦悩する血の通った、涙を流す人間という要素にこだわり、その人間という要素を意図的に欠落させた経済学や、それを基盤とした人的資源管理や人的資本経営、健康経営®、組織管理論の限界を補完しようと、【成幸力】という概念を追求するために、人的資産投資や健幸経営を論じてきました。

この【成幸力】という概念を「GENKI 損保労連」第151号に掲載下さった損害保険労働組合連合会から、掲載内容を著作権を消滅させ、以下のように無償提供くださることになりました・

その「コロナ禍や熱中症対応も可能なメンタルヘルスとは~成幸力の向上~」はこちらからダウンロード可能です。

 

また、労働調査会が以下のように、人的資産投資を通じた社員の成幸力の高め方と、会社の健幸経営の具体的実践方法を学ぶ機会を以下のように、「シークレットライブ」にて紹介する機会を設けてくださいました。

 

労働調査会は、当社代表の単著を当社出版局以外で初めて刊行くださった支援先です。

参考:さくらざわ博文「もう職場から”うつ”を出さない!」

 

悲劇を繰り返してはなりません。

また、海上封鎖されたら一たまりもないのが日本。

一を聞き十を知るという言葉がありあます。この10年で培ったことを10年かけて還元していては社会の成長発達、発展には資することにはなりません。

一瞬で伝えられるよう引き続きの精進を重ねます。

 

滋養による健体康心に向けた取組(抜粋)

過労死や過労自死の背景にあるのが抑うつ症状。この抑うつ症状の原因は脳の炎症であることが日経新聞は2022年5月22日土曜日版「疲労蓄積 鼻奥に潜伏」に報じてられていました。

その炎症を引き起こさないためには、 食事の改善が重要だということ、権威ある栄養学英文誌にて共著論文が取り上げられたこととこちらでわかるように、日本でも多くの書籍を刊行して貰えてきたのがこの10年の間、実現しえた学術的結果でしょうか。

Overeating, late dinner,
and perceived stress in
Japanese workers.

共著

2016

Obesity Research & Clinical Practice;10:390-398

Akiko Suzuki, Hirofumi Sakurazawa,Takanori
Fujita, Rie Akamatsu ストレス対処として夕食に「ドカ食い」することが日本人運送業運転手の特徴
だということを明らかにした結果がImpact Factor2.094の雑誌に掲載された。

Overeating at dinner time
among Japanese workers:
Is overeating related to
stress response and late
dinner times?

共著

2016

Appetite;101:8-14 

Suzuki A, Sakurazawa H, Fujita T, Akamatsu R 
朝食を抜き、労働に伴うストレス解消として夕食を食べ過ぎることとメンタル不調との間に関係性がある検証結果がImpact Factor 3.125の雑誌に掲載された。

Drivers’ Lunch Break,
Health, and Work
Performance: A Study
on Japanese Drivers
at a Courier Company
Who Skip Lunch.

共著

2017

Journal of Nutrition Education and Behavior; 49: S42

Rie Akamatsu Kumi Mochida, Misa Shimpo, Hirofumi Sakurazawa. 宅配運送業の従業員における作業起因性の食生活とストレスとの関連性を検討した研究結果がIF: 3.045の専門誌に掲載された。

Lifestyles and stress
according to self-kindness
and goal directedness
among drivers. 

共著

2019

Psychology, Community & Health; 8(1): 60-71

Shimpo Misa,Akamatsu Rie,Sakurazawa Hirofumi.
運送業従事者において、ストレス対処力を高めるためには、生活習慣を含め健康に留意することが
肝要とした論文。

最近では共著「究極の疲れない脳」に書かせてもらっております(2023年5月15日作成の紹介チラシPDFはこちらから)。

 

なお 脳だけの炎症の前に、全身性の炎症を引き起こす概念に「リーキーガット症候群」があります。リーキーガット症候群を患っている状態の方が、脳への追加炎症を喰らうと、ダブル以上の悪の連環が発生してしまいます。

元ネタは以下から確保可能です

出典:あざみ野STYLE第42号pp16-17

どちらも、和食中心食への変換にて獲得可能です。

なお、「あざみ野STYLE」は例えば第48号においても対策が掲載されています。

木ノ本恵子先生の「感染予防と認知症予防が同時にできる免疫力アップ方法」や合同会社パラゴン(東京都港区)代表による「心身の健康のために、腸活で善玉菌を増やしましょう」

 

【機序】

炎症を起こす食事をしている方が、熟睡が得られなくなり、加えて長時間労働が重なると、蓄積した疲労がいよいよ生命の破綻を引き起こす。それが過労死です。

医師による長時間労働者面談をセットするのに、どうしても 二か月は要するものです。
時間外労働が超過していると把握するのは時間外労働をした翌月。医師による面接セットは更にその翌月と2か月は経過してしまいます。

つまり、医師による面談をセットしたとしても、その間に有害事象が生じてと、手遅れになるのが過労死の怖いところです。

そこで

【健康管理】の前に、【作業管理(労務管理)】が肝要になります。

おまけ 環境省 熱中症LINE