2022年度自殺統計(確定値:警察庁)結果を受けて|健幸(ウェルビーイング)経営

厚生労働省と警察庁が2023年3月14日に発表した「令和4年中における自殺の状況」という自死統計(確定値)では2万1881人と、対2021年比1.04倍(874人増)と、自死者は3年連続で増加し続けていることがわかりました。

出典:警察庁 自殺者数 令和4年中における自殺の状況

うち男性は対前年比 1.06倍の14,746人と13年ぶりの増加、女性は1.01倍の7,135人と3年連続の増加結果でした。

メンタル産業医の命名者である櫻澤博文は、「過労死ゼロ社会」の実現に向け、メンタルヘルス不調に伴って休職を余儀無くされた方が、元の職場に安心して戻れるようにと、職場復帰支援を産業医という立場で行ってきております。その中で予防方法も編み出し、産業医向け専門書のみならず、一般書でも、どうしたら予防できるのか啓発を行ってきました。

 

それは2021年10月20日には、コロナ渦での施策が、かえって自死者を増加させていることを危惧していたからでした。

参考;産業医による新型コロナウイルス感染症対策㊶|変異株は弱毒型&コロナ死の鎮静化。他方自死(自殺)は拡大のニッポン

その危惧が持続していることに、想定しえながらも防止しえなかったことを忸怩たる思いを抱いております。

おりしも3月は自殺対策強化月間です。

3月は自殺対策強化月間

国の対策:こころの健康相談統一ダイヤルの拡充

※下記の電話番号にかけると、最寄りの自治体が実施する電話相談に接続。
おこなおう まもろうよ こころ
0570-064-556
 
厚生労働省 特設サイト「まもろうよ こころ」

他に 関連情報をまとめました。

 

女性の健康週間」特設サイト

3月8日は世界女性デー。女性の健康支援は女性だけで行うわけではありません。そして婦人科というと女性だけの科ではなく、男性でも活用する方法が以下の動画にて紹介されています。

 

 

合同会社パラゴンの対策

メンタル産業医によるうつ対策|「春なのに」3月は自殺対策強化月間