うつ病治療に関して正しい見識を持っている医師の見分け方(15/08/04)
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うつ病治療に関して正しい見識を持っている医師の見分け方(15/08/04)

2015年08月04日(火)11:03 PM

6eb324d9-07f3-4ded-b42e-54c3f8ad99c0-mediumうつ病治療に関して、正しい見識とは何かを記載します。

 

「偽薬を飲んだとしても、ある程度うつ病は良くなるという日本の研究結果があります」

「抗うつ薬の薬効は、偽薬と実はほとんど変わらないこともわかっています」

 

前者は、うつ病の重症度評価に用いるハミルトンうつ病評価尺度(Hamilton Depression Rating Scale:HDRS)を用いた検証結果(木下利彦.臨床精神薬理.2009;12(2):289-306.)です。
投与開始前からの得点の変化量は、ミルタザピン30mg群で13.8点、プラセボ・・・・つまり、偽薬・・・・小麦粉群で10.4点(P=0.0065)と なり、 30mg群のプラセボ群に対する優越性が示される結果であったものの、偽薬であっても、投与開始前から10.4点低下しました。

後者は2010年にJAMA誌に掲載されたメタ解析論文(Fournier JC, et al. JAMA 2010 Jan 6;303:47-53.) の結果です。
HDRS得点が24点程度を下回るうつ病では、抗うつ薬の効果とプラセボによる効果にほとんど差がな い結果でした。すなわち、軽症と中等症のうつ病 では抗うつ薬の効果は乏しいことが示されています。

 
合同会社パラゴンが提供しているサービスは、以上のような服薬の限界を踏まえたものになっています。社会リズム療法や認知行動療法、運動療法を実践することの卓越性に関してはすでに共著論文で述べております。

実際に産業医先で実践してもらったところ、良い結果が示されています


 

 



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