健康経営㉑|「健康投資管理会計ガイドライン」とは
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健康経営㉑|「健康投資管理会計ガイドライン」とは

2021年07月26日(月)10:56 AM

健康投資管理会計ガイドライン」を健康経営優良法人認定や健康経営銘柄指定維持の実績を誇るプロフェッショナル産業医で知られる合同会社パラゴン(東京都港区港区)が取り上げます。

「健康投資管理会計ガイドライン」は経済産業省によって策定された、企業が従業員の健康の保持・増進に投資した効果を測定する際の手引きです。

元はというと、企業等における健康経営の取組をさらに促進するため、令和元年9月から「健康投資の見える化」検討委員会を開催し、健康投資やその効果の見える化に向けた検討を実施してきていました。その検討の末、導かれた、企業が健康経営を効果的に実施し、資本市場をはじめとした様々な市場と対話するための枠組みです。

 

【仔細】

管理会計の手法に基づく量的・金銭的指標を用いて、健康への投資活動を行う費用とその活動によって得られる便益や効果を「見える化」します。

個人も組織も健康をより良くするための合理的な判断や行動をとる一助となるでしょう。また、「見える化」することで、従業員・事業・地域社会・株主等の異なる立場のステークホルダーが健康を、これら「共通言語」で理解や認識を共にし、その共通言語を介した対話も容易になるでしょう。

【対象】

健康経営に取り組み始めていて、効果分析や評価方法を模索している企業が利用しやすいでしょう。

【効果】

本ガイドラインを活用した「健康投資管理会計」にて、以下のメリットを享受できるでしょう。

  1. 内部の経済性:健康経営を継続的かつ効率的・効果的に実施しえる。

  2. 外部への経済性:健康経営の取組状況について、外部への説明責任を果たしやすくなる。

出典:経済産業省.「健康投資管理会計ガイドライン」を策定しました-健康経営の効果的な実施や、様々な市場との対話のための枠組み-(2020年6月12日)

 

なお、「健康経営」を企業にて導引しやすくなる方法は、以下にて当社、紹介しています。



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