「味噌汁摂取がミソ!」「和食摂取でメンタル疾患予防を!」
心身双方の健康度向上に、朝食から和食中心食を摂取すると、心身双方の健康度向上になる!と いくつもの著書や著述で述べてきたのが、「メンタル産業医」の命名者 櫻澤博文です。

味噌汁一杯には、スポーツ飲料1リットル分のイオン分が含有され、それを暑熱職場作業員に出勤前に摂取してもらったところ、それまでの熱中症発症がゼロに至った実績も挙げています。
つまりは、#熱中症予防にも味噌汁 が 有用です。
それらは、運送会社社員を対象とした産業精神栄養疫学に基づいた検討結果から導き出されたわけでした。
- Overeating, late dinner, and perceived stress in Japanese workers.Obesity Research & Clinical Practice 2016;10:390—8(Impact Factor: 2.288)
- Overeating at dinner time among Japanese workers: Is overeating related to stress response and late dinner times? Appetite 2016;101:8-14(IF: 3.865)
- Lifestyles and stress according to self-kindness and goal directedness among drivers.Psychology, Community & Health 2019; 8(1): 60-71
- International Comparison of Social Support Policies on Long-Term Care in Workplaces in Aging Societies Int. J. Environ. Res. Public Health 2022, 19(6), 3284IF: 4.614!)
それらの正しさを、ナショナルスタディーも追認してくれました。
◆日本食パターンと抑うつ症状との関連 – 職域多施設研究(J-ECOHスタディ)-
令和7年6月23日 Japan Institute for Health Security 国立健康危機管理研究機構
日本食パターンと抑うつ症状との関連 – 職域多施設研究(J-ECOHスタディ)-
なお 味噌を自由に摂取しえないアメリカでは、何を摂取すると脳の疲労や脳神経の炎症が引き起こされるのか、「ハーバード式 脳を最適化する食事法」(ジョージア・イード 著 / 大田 直子 訳 朝日新聞)で把握しえます。

多国籍対応
日本国外からの留学生の中には苦学生が多く、まともに食事をしていない方も多く、ましてや味噌汁摂取を勧めても・・・という問い合わせがきました。
味噌以外に ミソとなる 発酵性の調味料は何かということを以下にまとめました。
中国ではそら豆を材料とした「豆板醤」と、黒豆を材料とした「豆豉(とうち)」が発酵食品です。
タイでは大豆を材料とした「タオチオ」(カオマンガイに使われている)、
ベトナムでは「魚醤(ヌクマム)」
以上が発酵食品でした。
手軽に摂れるものとしては
爆速で体にいい『ふわふわ卵とわかめの中華スープ』レシピ!熱中症や夏バテ予防、ダイエットにおすすめ(お天気ママ) – エキスパート – Yahoo!ニュース
欧米では「ミネストローネ」が スープ類を通じて、必要な電解質(ミネラル)を筆頭とした 栄養素を摂取しえます。