2022年11月29日に東京都、東京労働局、高齢・障がい・求職者雇用支援機構東京支部が主催する中小企業のための障がい者雇用支援フェア にて、
メンタル産業医の命名者である合同会社パラゴン(東京都港区)代表の櫻澤博文が
【講演① メンタル産業医が紹介 障がい者の就労支援について 〜ノーマライゼーションに向けて〜】を担当しました。
中小企業の皆様に障がい者雇用に関する理解を深めることで障がい者の雇用が一層推進されていくことが期待できます。そのためにオンライン形式で開催されました。
このフェアでは、主催者によると障がい者雇用に取り組む企業を応援するため、著名人による講演やバーチャル空間でのミニセミナー、オンライン相談会を実施するほか、障がい者雇用のノウハウや各種支援策等の紹介が行なわれました。
内容は 障がい者を雇用する前に、労働者を雇用することに着目してもらう内容です。
なぜならば 労働者を雇用するという視点はなおざりにされてきているような実際があるからです。
労働者が高齢となればサルコペニアや心理的フレイルを持ち合わせることも出てくるものです。
労働災害に罹災し、障がいを負うこともあります。
そのために両立支援やトライアングル支援という概念が出てきています。
まってください。障がいという特性をもった労働者を雇用することは、それらの対象にはならないのでしょうか。
労働者+α の αが ある特定の特性を持つ方であったり、高齢だったり、がんとの闘病だったりするという視点に立てば、ユニバーサルデザインよろしく、それぞれ差異はありこそすれ、支援としては同一の概念で位置付けられるものではないでしょうか。
このように心理的にも安全な就労を具体化するという観点に着目するならば、何も変わることはないものと考えられるからです。
長年多くの企業で、心身双方に対する支援を「メンタル産業医」として提供してきた経験から、どのような工夫を行ったらより企業側と、障がい者側の双方が、就労に対する満足度を高めることができるのか等について、つい2022年10月26日に「精神科治療学」増刊号で論述したばかりです。
参考サイト:メンタル産業医|精神科治療学増刊号 執筆 | 健康経営に長けた産業医なら合同会社パラゴン
今回はそれに加えて具体的な方法や手段を契約先における実例を踏まえて紹介しました。
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