メンタル産業医がストレスチェック実施後の職場環境改善事例動画を紹介(18/01/12)

健康経営の基盤として健康経営を推進する事業者に対して、80項目版ストレスチェック集団分析、そして参画型の職場環境改善計画といったストレスチェックの十二分な活用を契約先にて展開することこそがプロフェッショナル産業医だとの提唱者が創設したことで知られる合同会社パラゴン(東京都港区)。


2017年12月4日(東京)、14日(大阪)にて開催された平成29年度「職場のメンタルヘルスシンポジウム~ストレスチェック集団分析結果等を活かした職場環境改善~(※)」の動画が公開されています。
 

出典:こころの耳.平成29年度「ストレスチェック集団分析結果等を活かした職場環境改善」

2015年から施工されたストレスチェック制度。

ストレスチェックは、セルフケアとして、労働者の自身がストレスに気づきを与え、また、高ストレスと判断された方に医師による面接指導が実施されています。

他方、厚生労働省による平成28年労働者健康状況調査では37.1%の企業で%しか実施されていなかった集団分析の結果を、きちんと活用することが、労働者にとって、生理学的に合目的です。

なぜならば、働きやすい職場では、仕事がしやすいことから、生産性が高まります。イキイキ働く社員においては健康度が高まるのみならず、うきうき社員は働くことから、幸福度も高まります。(併せて「健幸」度増進!)

このような健康増進に資する取り組みを「一次予防」といいます。


上記セルフケアが二次予防に過ぎないことから、より重要であると合同会社パラゴンは考えていますし、代表は過労死等防止対策推進シンポジウムでも述べてきましたし、複数の書籍を著述してきています。

過労死等防止対策推進シンポジウム熊本会場
なぜなら、マンガでも紹介されたように、企業や団体という事業所の健康度向上は、働く方どうし、助け合い、いたわりあい、協力しあうという働きやすい職場環境づくりになるだけではなく、組織風土や組織文化まで改善され、労働者の労働意欲は向上するのみならず、生産性まで高まっていく事例があるからです。

折しも、厚生労働省は「平成29年度職場のメンタルヘルスシンポジウム事業」という委託事業を実施しました。そこで確認された良好事例が紹介されました。

参加した当社代表によると、医学部で同級生であり、現役の産業医として、知行合一をはかっている吉川徹医師の説明と、株式会社フジクラの浅野健一郎氏による取組に感銘を受けていました。

出典:ストレスチェック実施後の対策はこれ!うつ予防3法 虎の巻.パラゴン出版