前回のこのシリーズ「メンタル産業医によるレジリエンスを高める⑲|こころの体温計」にて健幸経営とは労働力を資産と再定義したことで知られるメンタル産業医 命名者が創業した合同会社パラゴン(東京都港区)はいわばお歳暮として「こころの体温計」を2021年12月に、紹介しました。「ストレスチェック」と違い、コロナ禍で憔悴されたご本人やご家族が簡単にこころの健康状況が確認可能でした。
さて今回は2022年盛暑の最中。いわばお中元として「マイキャリアコンサルタント」の中田暁子キャリアコンサルタントが開設された動画「~両立3.0~ 仕事とプライベートの両立のヒント」を紹介します。
◆マイキャリアコンサルタントとは
◆「~両立3.0~ 仕事とプライベートの両立のヒント」とは
それは一連を通して視聴するとわかるように、現状と未来の2時点での、ライフ・キャリア・レインボーに沿っての役割の変化と、その役割の変化に応じた、演歌ではなく円滑な、レジリエンスという柔軟性(しなやかさ)を保持増進しながら、坂本龍馬のように「我が為すべきは(キャリアコンサルタントの支援を通じて)我のみぞ知る」という境地に至れるワークでもあります。
ここで「プライベート」に含まれる概念としては、以下のように、いわばその人のこれまでの、そして今後という過去→現在→未来といった時間軸に沿った まるで動画や流体のように流れをもった一連の、人生そのものといった内容を含有していました。
①恋愛や結婚、家族という形をめぐってのパートナーとの関係性のあり方
②家事・育児・介護といった家庭、家族との関係性のあり方
③疾病との闘病、怪我と自身の状況らの受容、老いとの向き合い方
④リスキリング(学びなおし)
⑤副業や複業
⑥起業、趣味、夢の実現
①についてはOfficial髭男dism の藤原聡さん作詞&作曲「 115万キロのフィルム」で織りなされている恋人関係→夫婦関係形成が思いつきます。
上記「プライベート」での定義では1部分であって、より多様な人生そのものを含有していることが理解できます。
いわば Tchaikovskyの Piano Concerto No. 1, Op. 23 で より多くの楽器を通じて描かれているような人生模様、人の生き様の織りなす錦絵のようなダイナミズムやメタボリズムという新陳代謝、栄枯盛衰、生老病死をも含有していることが特徴です。
それにしてもプライベートが、「個」や「個人」という字句が示す概念を包摂しているとして、それに匹敵するのが「仕事」ということだとしたら、「仕事」の位置づけ大きさに関して、ここの読者におかれましては 新たな認識が導きだされたことでしょう。
そのような大きな存在である「仕事」による過労にて潰されないために、この「両立3.0」ではドナルド・スーパーのライフ・キャリア・レインボーの8つの役割に沿って、現在の状況(現状)や未来の展望における整理方法を、ワークを通じて紹介しています。
過労死ゼロを目指すために当社代表はメンタル産業医という概念を想起し、生活習慣の是正といった、望ましい lifeのあり方やそこに向けた人生の歩み方への修正・是正を含有したメンタル産業医学を創設しました。
それはいわば憲法13条で保障された「幸福追求権」を社会医という公共財という立場から、それを機関として担保するため。
憲法第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
その概念でいうならばキャリアコンサルタントは、個人を最大に国家に代わって尊重する国家資格職。市民一人ひとりが追及する幸せを具体的に適える支援を提供しています。
具体的には 笑顔で「あなたらしく」生きる幸せ、その人が一人ひとり、その人らしく仕事を通じて、その人の願う人生のあり方の模索から実現の支援を提供している立場だということが理解できるでしょう。
より詳しくキャリアコンサルタントやキャリア・カウンセリングを学びたい方は以下の成書をどうぞ。