メンタル産業医シリーズ|「治療」2022年7月号に掲載

メンタル産業医の命名者である合同会社パラゴン(東京都港区)代表執筆の
メンタル産業医が教える! 今月の筋トレ処方 Vol.7 背部の総合トレーニングで腰痛・肩こりとWおさらば~スーパーマン~ 

『メンタル産業医』が解決! 忙しい医師のためのレジリエンス力Up術vol.7
亜急性期の場にて自分でできる気分転換法

以上の2連載が「治療」誌(ISSN 0022-5207)は、総合診療医(ジェネラリスト)に対して、いま、必要な情報を届ける専門誌である南山堂「治療」誌 2022年vol.104 No.7(2022年7月号)に掲載されました。

器具も場所も要しない自重筋トレメニューとして これまで下半身を鍛錬してきたのが当社代表。
今回は 脊髄を覆う脊柱を保護するために、「プローンアームレッグレイズ」と業界では呼ばれている、脊柱起立筋や殿筋群に加え僧帽筋や三角筋、上腕三頭筋をも鍛錬することで腰痛・肩こり防止も確保しえること、紹介しております。

 

また「メンタル産業医」が解決! 忙しい医師のためのレジリエンス力Up術 にて 亜急性期の場にて自分でできる気分転換方法 として日の単位で培うことが可能な急性期におけるレジリエンス力Up術を、更に向上するために、亜急性期という時間の単位では、日以上週未満という長さをもう時間の中で実戦してもらうと、ストレスという外圧を、自身のプログレスへと転換させることが期待できる方法として以下 他を紹介しております。

  • ストレス耐性の向上初級編:C+O→CO+エネルギー

 

2005年に「食育基本法」が制定されました。文部科学省はこれにもとづき、「食育」として、農林水産省とともに幼少時からの健康確保事業を推進していまする。しかしながら、「平成22年度度全国学力・学習状況調査」(文科省)によると、義務教育を受けている年代においても、欠食や偏食の影響により、学力低下のほか、自覚的ストレスやうつ症状まで発症していることが確認されています。
生活習慣のなかに、身体の「恒常性」が確立されていないと、心身の不安定化に伴うさまざまな症状(いわゆる「心身症」)が露呈しやすくなることから当社代表は、「あざみ野STYLE」において栄養素に関する連載を継続してもらっています。

また長時間労働をつづけることも、このような症状発症の増長に繋がってしまいかねません。
「残業→寝る前の暴飲暴食→遅寝→(就寝中の消化作業に伴って生じる熟睡不良)→遅起き→消化不良により朝食不摂食」といった負の連鎖が「生理」という「恒常性」を破綻させてしまう可能性があるからです。

結果として胃潰瘍や潰瘍性大腸炎といった心因性消化器疾患の増加や、抑うつ状態の発生、合わせて「心身症」という心身の変調、つまりは心身双方における生活習慣病という「病理」構造を形成してしまう実際が確認されています。

それを防止するのが「メンタル産業医」です。そうさせない、そうならないために「メンタル産業医」が存在していることを提唱しました。

朝食をきちんと摂取しなおすことから再生の日々が始まります。もちろん[健康によい食事]は[和食]であることは広く知られた事実です。
対偶は常に真なので[洋食摂取]は[健康に宜しくない]という命題が成立しえます。

朝食は金メダル、昼食は銀メダル、夕食は銅メダルという言い伝えがあること、聴いたことありませんでしょうか。
銅メダルを沢山もらっても、金メダル1つに敵うことはないように、そして味噌汁1杯がイオン飲料1リットル分の電解質を含むことからも、朝食摂取習慣がない方には、まずは味噌汁を1杯の摂取からを提案しています。

 

・ストレス耐性の向上中級編:「嫌な事日記」の点数づけにてセルフモニターリング

血圧手帳、頭痛日記、「測るだけダイエット」のように自記式結果記録は行動変容の契機になることが知られています。

しかしながら世の中の精神科医で、認知行動療法の具現形であるこのセルフモニタリングを導入している医療機関はどれだけあるでしょうか。
代表執筆の『「メンタル産業医」入門』(日本医事新報社)では 「嫌な事日記」と命名し、アナログスケールを適応することで、占いレベルの およそ医療とはいえない加持祈祷?を精神科医から受けているような労働者でも、科学的合理性、復職に向けた合目的性ある支援ができるよう紹介しています。