産業医科大学 大学院医学研究科 産業衛生学専攻(産業医学に関する博士課程)について(16/08/05)

健康経営に長けたプロフェッショナル産業医で、メンタル産業医の命名者である櫻澤博文は産業医科大学の卒業生です。

産業医科大学が、大学院医学研究科に、2016年度より産業衛生学専攻を設けました。

それは産業医科大学が、産業衛生学に特化した修士・博士課程の大学院を設けたことを意味します。特に博士課程は、世界で唯一の産業医学に関する博士課程の大学院です。プロフェッショナル産業医を目指す産業医にとって、履修すること、実に有意義と考えます。

【設置の目的】
産業衛生学分野の科学的な研究の発展と職場に応用可能な技術開発を積極的に推進する。

 

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

産業衛生学専攻(博士前期課程)は、13の産業衛生学の専門領域で構成され、「共通科目」と「専門領域科目」を配置した教育内容が提供されています。

  1. 「共通科目」は、産業衛生学分野の学習を深化、進展させるための能力を身につけるための基盤となる科目です。
    さらに、幅広い知識を得るために、本研究科に共通の科目(研究科共通)と産業衛生学専攻に共通の科目(専攻共通)を設置し、学生は、これらの科目をすべて履修し、大学教育で履修していない内容でも産業衛生学において必須の知識が修得できる内容とされています。

  2. 「専門領域科目」は、特論、演習、実習及び論文指導の科目で構成し、学生は、大学の教育課程での履修内容に基づいて推奨する領域の中から、1領域を履修できる内容とされています。

  3. 学生の能動的学習活動を支援するために、学生参加型の授業を展開しています。

  4. 修士論文作成への指導・支援を行い、多様な視点からの指導が可能となるよう複数の指導教員により指導がなされます。

 

出典:産業医科大学 産業衛生学専攻.日本で唯一の産業衛生学を学ぶ

 

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