メンタル産業医の命名者で知られる櫻澤博文の精神科医療の師匠が天笠崇先生です。
実際に精神科専門医という立場からみた産業医としての見識、労働精神医学や根拠に基づいた精神医療の在り方を代表に教示くださっています。
その天笠崇先生の著書である「ストレスチェック時代のメンタルヘルス―労働精神科外来の診察室から」を今回取り上げます。
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内容紹介
過重労働など職場での労働者の心理的負担を検査するストレスチェック制度が、昨年末に多くの企業に義務づけられた。その背景には近年メンタル不調の要因として「いじめ・嫌がらせ(ハラスメント)」が、新たなストレスとして蔓延、関連した労働災害の急増がある。ストレスチェックを活かす対応と職場を変える力を考える。アマゾンでも購入可能です。
著者について
精神科医。1961年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。精神保健指定医、産業医、精神科専門医、公衆衛生学修士。現在、代々木病院精神科科長。過労死・自死相談センター運営委員 著書に『救える死 自死のない社会へ』(2011年、新日本出版社)、『疲労の医学』(共著、2010年、日本評論社)、『現代の労働とメンタルヘルス』(2008年、かもがわ出版)、『成果主義とメンタルヘルス』(2007年、新日本出版社)など。
メンタル産業医の命名者である櫻澤博文とは、京都大学大学院社会健康医学系専攻で同期でした。