(独法)高齢・障碍・求職者雇用支援機構による就業支援実践研修をメンタル産業医が紹介

独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構より、労働、福祉、医療・保健、教育等の関係機関において障碍のある人たちの就業支援を担当している方(2年以上の実務経験をお持ちの方)を対象として、障がい別(精神障がい、発達障がい、高次脳機能障がい)の就業支援に関する実践力を修得していただくための「就業支援実践研修」が実施されることをメンタル産業医の命名者が創設した合同会社パラゴン(東京都港区)が今回、紹介します。

内容は、平成27年度まで障害者職業総合センターで開催されてきた「職業リハビリテーション実践セミナー」が元になっています。受講者から、「より身近な地域で受講したい」との要望から、平成28年度よりカリキュラムを見直し、全国12エリアの地域障害者職業センターで開催され始めています。

 

【特徴】

障碍別の3コース(精神障碍、発達障碍、高次脳機能障碍)から選択して受講できます。
実務経験を踏まえた演習やグループ討議を主とするカリキュラムになっています。
就業支援の実践力習得を図るために、以下の2ポイントが盛り込まれています。
 ポイント1 アセスメントの視点や支援ツールの活用
 ポイント2 企業への実践的アプローチ

  • 就業支援基礎研修

    職業リハビリテーションの基礎的な知識・技術の修得を目的とした研修です。
    全国の地域障碍者職業センターで実施されています。

  • 就業支援スキル向上研修

    一定程度の就業支援経験を土台に、障碍特性に応じた支援スキルの向上を目的とした研修です。
    障碍者職業総合センターで実施されています。 今回は、こちらです。

  • 就業支援課題別セミナー

    新たな課題やニーズに対応した知識・技術の向上を図ることを目的とした研修です。
    障碍者職業総合センターで実施されます。

出典:高齢・障害・求職者雇用支援機構