「働き方改革関連法」において示された長時間労働の是正と多様で柔軟な働き方を実現する方法が書かれた本を合同会社パラゴン(東京都港区)代表でメンタル産業医の命名者である櫻澤博文が監修していますので紹介します。
2018年6月29日金曜日に働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案(閣法第63号)が参議院で可決されました。
この法案で示された長時間労働の是正と多様で柔軟な働き方を実現するだけでは、単なる「休み方関連法案」で終わってしまいます。
加えて、著作権や特許まで、その国では合法的な方法で奪取するような国家体をバックにした企業と、企業の生存をかけた戦いに明け暮れなければなりません。何しろ関税率を上げ、貿易戦争をしかけなければならないほどアメリカを追い詰めている国家体がバックにあるわけです。
そんな激動の時代、監修者、ストレスチェックの活用に長けた社会保険労務士、キャリアコンサルタント、エイジレス社会支援の第一人者である精神保健福祉士など、さまざまな分野の実務家たちが、具体的事例を元に、働きやすい職場づくりと労働者支援方法を解説しています。
参考サイト:合同会社パラゴン.労働新聞社、健康経営に向けた産業医監修の「働きやすい職場づくりのヒント」を紹介(18/04/09)
きちんと十分な休養をとった上で、生産性を高めるという方法の集積になります。
健康経営に従事する産業保健スタッフはもちろんのこと、良い人財を確保したい人事部、キャリア開発や支援を担う教育関係者、更には就職予定のお孫さんをお持ちの祖父母にも適した実話に基づいたヒント集です。
【書籍概略】
書籍名 : キャリアコンサルティングに活かせる 働きやすい職場づくりのヒント
出版社 : 金剛出版
単行本(ソフトカバー): 288ページ
定価:2,600円+税
ISBN:978-4-7724-1606-1
発売日:2018年3月25日
アマゾンでの購入先はこちら
【内容紹介】
「第3章 いきいき職場づくりに役立つ参加型職場環境改善」では、世界で初めて※「いきいき職場づくりのための参加型職場環境改善の手引き(仕事のストレスを改善する職場環境改善のすすめ方)」の活用方法が紹介されています。
「第9章 第1節 発達障碍者支援と最新研究成果――WHO-HPQ日本語版の活用事例」では、経済産業省が提唱する「健康経営銘柄」選定時の労働生産性を示す指標の活用方法が学べます。
「第11章 健康経営を通じたエイジレス社会におけるQOL向上とは」では、経済産業省「健康経営優良法人」の認定を受ける方法や、いわゆる「ホワイト企業」の探し方までもが記載されています。
社会人生活を「ブラック企業」でスタートするだけではなく、過労死や過労自殺に追い込まれた労働者を、産業医として多くみてきた監修者の、「二度と過労死や過労自殺を出したくない」との思いがぎっしりとつまっています。