11月は過労死等防止啓発月間|厚労省主催のシンポジウムでメンタル産業医が2019年度は福井会場にて講演

■厚生労働省主催「過労死等防止対策推進シンポジウム」

~11月を中心に全国47都道府県にて随時開催~

毎年のように働き過ぎやパワーハラスメント当の労働問題によって多くの方の尊い命や心身の健康が損なわれるという、働きすぎに伴う過労死は深刻な社会問題となっています。

その背景として、人手不足となっている業種も多く、社員一人ひとりの労働力・労働時間が重要な課題となっております。

一方で、企業側では労働時間管理、メンタルヘルス対策等、具体的な取り組みを進めるためにどうしたらよいか、悩む声も多く聞かれます。

そこで厚生労働省は、過労死をされた方のご遺族にもご登壇をいただき、過労死等の現状や課題、防止対策を検討すると共に長時間労働の削減や人材の定着の為に、以下の観点から過労死防止策を探る機会として「過労死等防止対策推進シンポジウム」(以下、シンポジウム)を開催してきています。

・長時間労働の削減

・職場におけるメンタルヘルス対策の推進

・過重労働による健康障害の防止

・職場のパワーハラスメントの予防、解決

・働き方の見直し

・相談体制の整備

 

働きやすい職場づくり形成支援で知られ、メンタル産業医の命名者で、健康経営に長けた合同会社パラゴン(東京都港区)代表は2019年11月18日月曜日に福井会場で「ストレスチェック時代の働きやすい職場づくりのヒント」との題で講演しました。にて「メンタル産業医」として精神疾患で休職した労働者が着実に仕事へ復帰支援を多くの企業で提供してきました。

当シンポジウムに対しても2017年度から協力をすると共に、この数年、150社を数える企業にて、「ストレスチェック」という“こころの健診”の実施者として働きやすい職場づくり支援に従事してきました。

そのノウハウをまとめ、金剛出版から刊行されたのが、

キャリアコンサルティングに活かせる 働きやすい職場づくりのヒント

メンタル不調者のための 復職・セルフケアガイドブック

です。

 

今回の講演では両書のエッセンスである

(1)どなたでも簡単に取り組める、そもそもメンタル不調で休職することがない予防法、

(2)「ストレスチェック」結果である「集団分析」を用いた働きやすい職場環境の形成支援法

以上が紹介されました。

 

本シンポジウムは企業の人事担当者に限らず、「働き方改革」にご関心をお持ちの方など、幅広い層を対象としております。