メンタル産業医によるうつ対策で健康経営|専門家団体によるストレスケア情報

人間は、人と人との間と書くように、助け合い、支え合う存在です。今般のコロナショックによって卒業式や修了式を迎えることなく進学、就職、進級することになった児童・生徒・学生、新社会人や、人事異動が凍結されることとなり異動できなくなった社会人、そして慣れない在宅勤務を強いられる方々、就業先から自宅待機を通知されて今日明日の食料の糧にも困惑している方々のお気持ちややりきれない思いの数々を、メンタル産業医の命名者が創設した合同会社パラゴン(東京都港区)の産業医も拝聴する日々です。何しろ2020年4月23日 日本時間22時に発表された米国の失業保険継続受給者数は1597.6万人と前回の1191.2万人より増加していました。本来、失業率は景気の遅行指数であるにも関わらず、このように急峻に失業者が増加していることは統計が確認できる限り、初めてのことです。

失業は自死の原因となりえることと、辛く苦しい日々を過ごす方々にとって心身の健康を取り戻すことが健康経営そのものと考え、メンタルヘルスに関する専門家や団体によるストレスケア情報を集めてみました。

参考サイト:【特設ページ】新型コロナウイルスに負けるな! みんなでストレスマネジメント

日本ストレスマネジメント学会

参考サイト:新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~  

日本赤十字社

参考サイト:新型コロナウイルスによる不安やストレスなどの心の問題に対処するために

日本産業カウンセラー協会

参考サイト:新型コロナウィルス感染症(COVID-19)関連ページ

 日本心理学会

もしも「距離を保つ」ことを求められたなら:あなた自身の安全のために

↑ 偏見や差別への対処方法も記載されています。

 

抜粋すると、 
日課(健康的な娯楽も含む)を作り、それらを守る:
仕事,運動,学習などの日常的な活動を定期的に行うようにしましょう。健康的な娯楽も取り入れましょう。

他者とのヴァーチャルなつながりを保とう:直接会わなくても,電話,SNS,ビデオチャットなどを使って,友人・知人とやりとりを交わすことは、辛い人は自分だけではないのだとの気づきや癒し、そして共鳴や共感を得ることでこころ強さを感じるきっかけになります。悲しみ、苦しみ、不安を感じている場合は,こうした方法で自分が経験したことや自分の気持ちについて話し合ってみましょう。似たような状況にある知り合いにも手を差し伸べましょう。

心の支えとしてペットに頼ることも,「つながり」を保つ方法の1つです(ふれあい後は,手洗いや消毒を忘れずに)

 

健康的なライフスタイルを維持しよう:十分な睡眠・栄養に加えて,運動できるような体調があるのなら,自宅での運動実行も良い気分転換になります。

飲酒や薬物使用には依存しないように:これらに頼るよりは、遠隔医療や電話を介したこころの相談利用をお勧めします。

★新型コロナウイルス感染症対策として、当社は「FaceTime」,「Teams」,「Meet」を介したオンライン面談を提供しています。

 

既に相談している心理カウンセラーがいる場合は,遠隔カウンセリングを継続できるかどうかの確認も忘れずに。

以下、英語が得意な方か、英文を読むと眠気を覚える方が、眠れずに辛くなった場合に 

Staying afloat during the mental health challenges of COVID-19

Coronavirus is causing a mental health crisis. Here’s how to fight it.

Is it okay to vent & complain about being stuck at home?

Can I complain about coronavirus? Why it is OK to vent, sometimes

 

 

 

出典:江戸川大学睡眠研究所.外出自粛中によい睡眠を確保するための5つのヒント