健幸経営(ウェルビーイング経営)の実現化にはキャリアコンサルタントによる働き甲斐ある職業や職種選びが基本であることを指摘したメンタル産業医の命名者が代表を務めるのが合同会社パラゴン(東京都港区)。
ここでは無料でキャリアコンサルティングさえ受けられる「キャリア形成サポートセンター」を紹介します。
キャリア形成サポートセンターとは
ジョブ・カードやセルフ・キャリアドックを活用しながら、無料のキャリアコンサルティングを受けながら、労働者が主体的に、そのキャリアの形成とキャリアを指向した職業能力の開発が可能となる総合的支援センターです。
ジョブ・カードとは
誰しも仕事や労働を通じて、社会に参画するだけではなく、より社会に貢献したいと思うもの。
しかしながら
“とりあえず名の通った大学に入りさえすればよい”とか、“経済学部に入っておけば つぶしが利きやすい”といった、適性を踏まえないテキトーな職業能力開発が行われています。実際はどうだったでしょうか。コロナワクチンの製造はできても、実用化までには2021年6月6日になっても日本企業はできないという手痛い停滞等で露呈しています。
その人の適性に応じた「キャリア」選好と、秩序だった支援が必要です。
生涯を通じ、その人らしい「キャリア」という職業志向性や方向性にのっとり、かつそこに向けて着実かつ確実な職業能力開発という投資を個別具体的に計画していくことと、修得してきた職業能力を記録するツールが必要です。それが「ジョブ・カード」です。
ジョブ・カードは以下の作成支援WEB/ソフトウェアを使って作成できます。
セルフ・キャリアドックとは
労働者のキャリアアンカーという主体的職務志向性に基づいた、その労働者の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組みです。
ある企業でいうならば、その企業の永続的な成長に向け、必要な人材とはどういう方で、どのくらい必要なのか、明確な目標や方針があるものです。そこに向けて教育訓練育成計画があるもの。その計画に基づいて労働者一人ひとりの職業能力の棚卸しや今後の職業能力開発計画づくりをキャリアコンサルタントによって体系的にかつ定期的に行ってもらうことで、労働者による主体的なキャリア形成を促進・支援することができるようになります。この企業内での総合的な取り組みをである「セルフ・キャリアドック」について詳しくは、当社代表が監修した以下に詳しいです。
出典:キャリアコンサルティングに活かせる 働きやすい職場づくりのヒント(金剛出版)
これまでイヤイヤながら苦役・労役に従事していた労働者がいたとしても、セフル・キャリアドックを通じて主体的にそれぞれの「今」に適した職業に就きなおすと、「死事」が「志事」になります。つまりイキイキと働くようになると自然と生産性は上がります。
その生産性向上が賃金増になるならば、マクロレベルでは国民所得の増加と消費刺激に繋がり得ます。
その結果、税収も上がりますし、何より期待インフレ率も増加します。
なんと、つまりはデフレ脱却!
これが「働き方改革」の目指す中長期的な潜在成長率向上の本尊になるわけです。