「メンタル不調者と支援者のための休職・復職ガイドブック」刊行
弊社代表 健康経営の推進に不可欠なメンタル産業医で知られる合同会社パラゴン(東京都港区)代表のさくらざわ博文監修・執筆の
『メンタル不調者と支援者のための休職・復職ガイドブック
~復職後も元気に働き続けるために~』が初版が刊行されました。
労働調査会発行の「先見労務管理」誌 誌上にて2015年4月25日から連載開始となった『“うつ”からの職場復帰支援ナビ』は人事労務担当者向けであるのに対して、
この『メンタル不調者と支援者のための休職・復職ガイドブック ~復職後も元気に働き続けるために~』は、精神疾患に関して知識や経験が十分ではないとお考えの方でも 容易に、メンタル不全にて休職を余儀なくされている ご家族・同僚・知人・友人の 職場復帰支援(復職支援)が実行できるガイドブックとなっています。
多くの企業の産業医を担う中、共通して必要だと考えられた職場復帰支援内容を、イラストを混ぜることで健康経営に初めて取り組む企業でも簡単に把握できるように まとめられております。
【内容】(A5版・28ページ)
第1章 知識編
1.メンタル不調によって現れる症状を理解しましょう
(1)幻覚と妄想
(2)躁・双極性障害
(3)抑うつ
(4)不安
2. 病気の原因「ストレス」について知りましょう
第2章:行動編
1.メンタル不調の「サイン」をキャッチしましょう
2.医師に休養が必要と言われたら
3.会社に連絡をしましょう
4.休職中の過ごし方
(1)休職に入ったら
・ 病気やケガで会社を休んだ時に受けられる「傷病手当金」
(2)睡眠が安定してきたら、生活のリズムを整えましょう
(3)外出ができるようになってきたら
(4)復職に向けて準備をしましょう
・ 自宅でできるリワークプログラム
(5)主治医から“復職可”の診断書が出されたら
5.復職後も働き続けるために
生活記録表
メンタルヘルスに関するお役立ちサイト
「かいけつ!人事労務」では10冊1セットにて4000円(税別・送料込)で提供中です。
作成の背景
健康経営に長けたメンタル産業医で知られる合同会社パラゴンは、以下のような専門的学術誌を通じて、政治屋の思いつきや行政の御用(誤用)学者のそそのかし(例:富士モデルは不治も出る)ではなく、科学的にも、そして医学的にも正しく、かつ広く一般人において、例えば服薬量が少なくて済むようになるとか、きちんと仕事に戻れるようになれるといった効果がある支援方法を唱和してきました。そのうち、平易でありながら効果の高い方法をのみ抽出した内容がこの冊子に記載されております。
- 出典:産業精神保健における実務的課題と解決策検討.精神神経学雑誌;2010:112(5)478-83
- 出典:産業医からみた精神医療の疫学的検討と処方箋.精神神経学雑誌;2011:113SS131-8
- 出典:エビデンスなき里のコウモリ -精神保健福祉政策の有効性を問うー. 臨床評価 2014;41:619-26
- 出典:職場におけるメンタル疾患の発症予防と改善方法について 【前編】
―定期健診時メンタルチェック法定化後の保健指導のあり方とは-メンタルヘルスマネジメント2014;2(5):49-54 - 職場におけるメンタル疾患の発症予防と改善方法について 【後編】
―定期健診時メンタルチェック法定化後の保健指導のあり方とは- メンタルヘルスマネジメント2014;2(6):52-57
しかしながら、これらは専門誌でしか読むことができず、広く一般市民が接するには障壁が高すぎました。
正しいことを 正しく・・・doing the right things right を 続けてまいる所存です。