雇用管理研修|2022年度万国橋会場:メンタル産業医講師実施

厚生労働省委託 建設労働者雇用支援事業 雇用管理研修コミュニケーションスキル向上コース が2022年12月19日13時から、神奈川県横浜市中区の万国橋会議センターで開催されました。その講師をメンタル産業医で知られる合同会社パラゴン(東京都港区)代表の桜沢博文が務めたので報告します。
 

当講習は厚生労働省の委託で、かつ受講者は無料で参加可能となっています。

その理由は以下を目的とする「建設労働者の雇用の改善等に関する法律(建設労働者雇用改善法)」が制定されていたからです。

第一条 この法律は、建設労働者の雇用の改善、能力の開発及び向上並びに福祉の増進を図るための措置並びに建設業務有料職業紹介事業及び建設業務労働者就業機会確保事業の適正な運営の確保を図るための措置を講ずることにより、建設業務に必要な労働力の確保に資するとともに、建設労働者の雇用の安定を図ることを目的とする。

 

出典:建設労働者の雇用の改善等に関する法律

ちなみに制定されたのは1976年と昭和も昭和。三木内閣時代でした。

2022年から内容は一新され、日本全体よりいち早く、若年労働者が定着せず、高齢労働者が代替している現実を踏まえ、更には「ワカモノ」と突き放すことなく、その成長機会をとらえ、育成することを主眼に、自己演習に加え、グループ学習を加えた参加型となっていることが当コースの最大の特徴となっています。

当社代表が講師を担当するのは、2022年11月25日の東京第二会場に続いて2回目。初回、アンケートで確認しえた改善点を踏まえたので、今回は高い評価が増えていたようです。

今回の参加者の中には、講義編成のプロセスやフローまで看過し、模範解答を見つけるという、講師陣の誰もが想定しえていなかった、卓越した洞察力を発揮された方がいらしたとのこと。

東京第二会場には、卓越した健康経営度を示された企業から、多数の参加者がみられましたが、神奈川第二会場は第二会場で、感銘を受けたと当社代表は述べていました。

なお健幸経営を推進する合同会社パラゴン代表はこれまで、ハラスメントとなるようなコミュニケーション事例について以下のように執筆してきております。

★「12の悪いコミュニケーション」1~2の解説はコチラ>>

★「12の悪いコミュニケーション」3~5の解説はコチラ>>

★「12の悪いコミュニケーション」6~9の解説はコチラ>>

★「12の悪いコミュニケーション」10~12の解説はコチラ>>

☆現役医師が解説!様々な「カラダの不調」への対処法【第317回】他人の悩みは「黙って聴く」が正解。アドバイスはむしろ不要なワケ【メンタル産業医が解説】

単なる知識の紹介ではなく、実践を通じて体得してもらう機会に恵まれたことは「メンタル産業医」を提唱する当社としても、未来に更に期待したくなりました。

ご依頼下さった労働調査会に感謝申します。

2025年問題ではないですが、いわゆる団塊世代では全国に同級生が270万人いたこともありました。そういったライバルの多い昭和時代は、人を育てる視点も教育訓練に投資する観点も希薄な人的資源管理段階ですみました。
同じく240万人いた団塊ジュニアが台頭してきた平成時代は、人的資本管理が中心でした。

それでは同級生が70万人世代の令和時代ではうまくいかないことがわかっています。

実際、人的資産価値を高めたいと、国際認証ISO30414を取得することで、その企業の持続的成長や発展性を立証する企業も続出し始めています。

 

更なる健康経営に資する情報はこちらから確認可能です。