日本医師会認定産業医資格には有効期限があります(17/04/17)
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日本医師会認定産業医資格には有効期限があります(17/04/17)

2017年04月17日(月)5:29 PM

ある医師が、ある事業所の「産業医」になるためには、単に医師を選任するだけでは足りません。

厚生労働省令で定める要件を、その医師が満足していない限り、その医師は「産業医」と名乗ることはできません。

日本医師会認定産業医の認証を得た医師に対して日本医師会は、有効期間5年のうちに、産業医学生涯研修20単位以上を修了しない限り更新はできないと提示しています。

しかしながら
“更新は義務付けられているわけではない”、

安衛則第14条は、確かに一定の研修を修了することを求めているが、更新によって資格を維持することまでは定めていない。したがって、一度産業医資格を取得してしまえば、死ぬまで産業医ができる”

以上のような解釈が成立することから、日本医師会認定がすでに失効した医師なのに、まだ、産業医として任用する企業の存在が確認されています。
その医師が労働衛生コンサルタントという国家資格を取得しているのなら、話は別なのですが。

過去には、産業医としての選任要件を満たしていたからといって、その後、労働衛生コンサルタントを取得するわけでもなく、ましてや日本医師会認定産業医資格の更新する実施しない医師に産業医選任をし続ける企業があることは、以下のような労働経済下、実に残念なことです。

わずかこの1年の間に、人不足は更に深刻となっていることが判りました。

①平成29年3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.45倍となり、平成28年4月より0.11ポイントも増加し、バブル期の1980年代末をも超えています。
②新規求人倍率(季節調整値)も平成29年3月値では2.13倍と、平成28年4月時より0.07ポイントも上回り、3月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると6.5%増とまで至っています。



ブラック産業医の存在が問題視されている中、このような医師を産業医に選任している事業所の問題も、うち、問題視されてくるものと考えられます。

2018年10月21日追記

以下第116回労働政策審議会安全衛生分科会(議事録)からですが、行政が解決してくれました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000211323_00003.html

 

久知良計画課長

「産業医の知識・能力の維持向上について」です。この点については、建議の段階で産業医は、産業医学に関する知識・能力の維持向上に努めなければならないこととすることが適当だとされたところです。これを受けて、今般省令においては、「産業医は、労働者の健康管理等を行うために必要な医学に関する知識及び能力の維持向上に努めなければならないものとする」という旨を規定するものです・

 

どのような能力が必要であるかという部分については時代の変化等によって変わってくる部分もあろうかと思いますし、その点について研修等の内容等を適宜見直すことによって対応する部分も、当然必要になってくるだろうと行政側の対応としては思っているところです。法律の規定の意味合いとしては、従来の規定をそのまま引っ張ってきているということで、従来と同じものを意味しているということです。



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