医学書院にて「外来診療を劇的に変える 総合診療教育ライブ!」開催される(17/06/25)
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医学書院にて「外来診療を劇的に変える 総合診療教育ライブ!」開催される(17/06/25)

2017年06月25日(日)9:40 PM

医学書院『総合診療』 リニューアル記念セミナー 外来診療を劇的に変える 総合診療教育ライブ! に 合同会社パラゴン代表が参加してきました。

思うにひと昔前・・・20年以上前の話です。「でも しか 産業医」という揶揄した表現がありました。病院や診療所での勤務に対応できなかった医師は、“健康診断でもやるか、産業医しか担えない”というように、地位も待遇も、担う責任も希薄だったから、転任しえた時代がありました。最近もそういった姿勢の医師が「ブラック産業医」と言われる事態を引き起こしたり、一方、精神疾患が診られないからと、「メンタル産業医入門」を読めば良いのに、そういうこともせず逃避系医師を続けている現実が生じているようです。その前に産業医こそ主治医という斉尾武郎先生が力説されました。何しろ製薬会社からの制約や看護師雇用というEarning Based Medicineをする必要もないのが産業医。最高かつ最善の医療情報を提供することが可能な立場です。しかしながらその理想を阻むのが、診察するセッティング。起き上がれないくらい身が沈むフカフカソファーしかない応接室や空いている会議室での診察では、血算を始めとした検査を通じた診断補助は得られません。問診や身体所見を元に、鑑別診断を多く挙げ、確定診断が下るまでの道筋を労働者や、更には企業側にも示す必要があります。何しろある意味自由診療である産業医という立場。他科に往診依頼を出すこともできない以上、一人の医師として持つ臨床力や対応力、人間性といった力量も問われます。合同会社パラゴンは、メンタル産業医の集団ではありますが、メンタルだけしか診れない精神科産業医の集団ではありません。総合診療医としての産業医集団です。何しろ代表もスーパーローテート研修を亀田総合病院で受けていて、その後、臨床疫学を大学院で学んだことからも、いわば総合診療科医です。そこで、リフレッシュ目的の研鑽でした。

山中克郎先生からは、自身の失敗した急性腹症事例2例から、問診で確認すべき痛みの始まり、性状、持続性、波の有無、痛みの程度から鑑別できる腹腔内臓器の差異、大網・腹膜症状との鑑別、最終月経後の疼痛の時期から推測可能な女性器起因性の腹部症状の鑑別、生理中の性行為の危険性といった話が伺えました。

松村真司先生と藤沼康樹先生からは、外来場面における患者に対する問診や診察を通じた接遇や、進行中の高齢社会における治療や介護の在り方を学ぶことができました。

徳田安春先生からは、COPD罹患者の多種多彩な症状や特徴の背景にある病態生理からの理解説明がありました。
この2年で特発性肺繊維症を2例、COPDは数知れず 診る機会が産業医 先であった立場として、改めて病態生理を学びなおすことで、
理解を新たにできました。

またあれば参加したいと強く思いました。

参考文献

Physical diagnosis of chronic obstructive pulmonary disease. Internal Medicine.DOI:10.2169/iinternasionalmedicine.46.0455

 

■セミナー詳細を転載しておきます■

 

セミナー名:

 『総合診療』リニューアル記念セミナー

 外来診療を劇的に変える

 総合診療教育ライブ!

 

日時:

 2017年6月25日(日)

 13:00~17:00(受付開始12:00)

 

会場:

 医学書院 本社2階会議室

 〒113-8719 東京都文京区本郷1-28-23

 

講師:

 松村真司先生

 (松村医院、『総合診療』前編集委員)

 藤沼康樹先生

 (医療福祉生協連家庭医療学開発センター、『総合診療』編集委員)

 徳田安春先生

 (臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄、『総合診療』編集委員)

 山中克郎先生

 (諏訪中央病院総合内科、『総合診療』編集委員)

 

受講料:3,000円(税・資料代込、当日払い)

 ■『総合診療』■

臨床力を高める企画を展開中。

特集は実症例に基づく症候からのアプローチと溢れる情報から日常診療に本当に活きる知識とスキルを選り分ける独自の切り口が売り。

ジェネラルに診る面白さと醍醐味が詰まったリアルに役立つ新連載も続々。



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