健康経営③|プロフェッショナル産業医の提唱者が健康経営優良法人認定を受ける際の時間的スケール感と健康企業宣言認定を紹介(17/11/15)

ストレスチェックを活かした健康経営認証取得支援に長けたプロフェッショナル産業医で知られる合同会社パラゴン(東京都港区)プロフェッショナル産業医は、「健康経営優良法人認定制度2017  大規模法人部門」(いわゆる「ホワイト500」)に認定された企業の実質的な維持支援と、「健康経営優良法人2018(大規模法人部門)」の取得に向けた「平成29年度健康経営度調査」回答支援実績を持ちます。この経験から当社が提供する「EAP(従業員支援プログラム)サービス」は、単に次世代ヘルスケア産業協議会健康投資ワーキンググループが示した「健康経営」の基準を満足することを目指す内容ではありません。具体的には、健康経営度調査結果と自社との比較するだけではなく、
・その法人や組織の『健康年齢』算出、
・体調不良箇所(未病)抽出、
及び
・対する健康投資対策立案を行うことで、個別具体的に、どの項目を管理指標としたら良いのか、どのような尺度を単年度・中期・長期目標として設定していけば良いのか、それらに対してどの程度の予算をかけて実装していけばよいのかを提案します。結果として、「健康経営優良法人」に易々と認定されるような状況に至る支援を提供しています。

その際、時間的スケール感を把握しておくことが必要ですので今回の健康経営優良法人(中小規模法人部門)における認定申請の実際例を紹介します。

健康経営優良法人2018(中小規模法人部門)」認定申請を解説

「健康経営優良法人2018(中小規模法人部門)」の認定申請に関して解説します。

「健康経営優良法人2018(中小規模法人部門)」の認定基準には、産業医の役割が実に大きいことがわかります。
新卒女性の中には、この資格を取得していないところは、敬遠する実際がみてとれます。

 
出典:経済産業省.健康経営優良法人認定制度

概略を以下に抜粋しています。

1.申請から認定までの流れ

(1)中小規模部門
所属する保険者が実施している健康宣言等に参加
1. 申請様式に必要事項を記載し、主たる保険者に認定申請書を提出(※申請期間は11月6日~12月8日(消印有効))
2. 主たる保険者が申請書を取りまとめ、日本健康会議健康経営優良法人認定委員会事務局へ提出※1
3. 日本健康会議健康経営優良法人認定委員会による受理 → 審査
4. 日本健康会議健康経営優良法人認定委員会による認定
(2)大規模法人部門
平成29年度健康経営度調査に回答※2(9月7日調査開始!!)
1. 経済産業省から送付される「平成29年度健康経営度調査結果サマリー」に同封される申請様式に必要事項を記載し、主たる保険者に提出
2. 主たる保険者との連名で、日本健康会議健康経営優良法人認定委員会事務局へ提出※1
3. 日本健康会議健康経営優良法人認定委員会による受理 → 審査
4. 日本健康会議健康経営優良法人認定委員会による認定

※1保険者から事務局までの申請ルートは保険者によって異なります。
※2大規模法人部門の申請に当たっては、平成29年度健康経営度調査にご回答いただき、経済産業省から送付される結果サマリー(フィードバックシート)に同封する申請書により行っていただきます。

 

【注意】健康経営優良法人の認定については、次世代ヘルスケア産業協議会健康投資ワーキンググループの議論に基づき、日本健康会議に設置される予定の健康経営優良法人認定委員会において申請内容の審査及び認定を行います。
 
【日本健康会議とは】
 国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、民間組織が連携し行政の全面的な支援のもと実効的な活動を行うために組織された活動体。
 経済団体、医療団体、保険者などの民間組織や自治体が連携し、職場、地域で具体的な対応策を実施していくことを目的としています。

「健康企業宣言」認証について

全国健康保険協会 協会けんぽによる「健康企業宣言」認証については、各都道府県支部のHPから申込み可能です。

出典:健康宣言.全国健康保険協会

 

例えば東京支部のサイトはこちらになります。