メンタル産業医で知られる合同会社パラゴンが(東京都港区)、健康経営に邁進されたい産業医の先生方に対して、令和2年度「全国労働衛生週間」の実施要綱(スローガンは「みなおして 職場の環境 からだの健康」)を元に産業医として把握しておくと良い関連情報をお届けします。
2020年度の特徴として 高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン)を策定し、健康づくり等の取組を推進していくになりました。
出典:厚生労働省.令和2年度「全国労働衛生週間」を10月に実施~今年のスローガンは「みなおして 職場の環境 からだの健康」~
過去、全国労働衛生週間のポスターには有名人が多く取り上げられています。2010年度は篠田麻里子さんでした。
◇具体的な支援として「エイジフレンドリー補助金」があります。
◇「事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン」も知られていないことより、周知啓発が必要とされています。
参考サイト:合同会社パラゴン.事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドラインの紹介
その他、取り上げられている事項は以下でした。
◇ストレスチェック制度の適切な実施、ストレスチェック結果の集団分析及びこれを活用した職場環境改善の取組
参考サイト:合同会社パラゴン.ストレスチェック制度導入・検討者用資料
◇ 職場環境等の評価と改善等を通じたメンタルヘルス不調の予防から早期発見・早期対応、職場復帰における支援までの総合的な取組の実施
参考サイト:健康経営⑪|産業医セレクト「これから始める職場環境改善」等の紹介
◇ 自殺予防週間(9月 10 日~9月 16 日)等をとらえた職場におけるメンタルヘルス対策への積極的な取組の実施
〇出典:厚生労働省.令和元年度「過労死等の労災補償状況」
・過労死等に関する請求件数は2,996件で、前年度比299件の増。
・支給決定件数は725件で前年度比22件の増となり、うち死亡(自殺未遂を含む。)件数は前年度比16件増の174件。
〇出典:厚生労働省.平成31年1月から令和元年12月までの労働災害発生状況
・平成31年1月から令和元年12月までの労働災害による死亡者数(以下「死亡者数」)は845人(前年比64人・7.0%減、平成29年比133人・13.6%減)と2年連続で過去最少。
・休業4日以上の死傷者数(以下「死傷者数」という。)は125,611人(前年比1,718人・1.3%減、平成29年比5,151人・4.3%増)。
・13次防の重点業種である製造業、建設業、林業、陸上貨物運送事業、第三次産業への対策に引き続き取り組むとともに、参考サイト:「厚生労働省.高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」(エイジフレンドリーガイドライン)の周知指導、外国人労働者に対する安全衛生教育の促進などの就業者に応じた対策、働き方の多様化に対応した対策など、13次防の目標達成に向け取り組んでいきます。
【保健衛生業】
参考サイト:腰痛予防対策講習会テキスト(保健衛生_講義)[4754KB]
参考サイト:腰痛予防対策講習会テキスト(保健衛生_実技)[6716KB]
【陸上貨物運送事業】
参考サイト:腰痛予防対策講習会テキスト(陸上貨物_講義)[2601KB]
参考サイト:腰痛予防対策講習会テキスト(陸上貨物_実技)[11633KB]
〇参考サイト:神奈川労働局.新型コロナウイルス感染症に対する各種支援策(特別労働相談窓口の設置、各種助成金等)のご案内