健幸(ウェルビーイング)経営|アンチエイジングにスキー

これまで、運動にはメンタル不調防止や、健幸経営の推進効果があることを、当サイトでも、そして「トレーニング・ジャーナル」2022年7月号でも紹介してきました。

過去、イベントで同じゲレンデを当社代表が滑走したことのある「冒険家」という職業人の中には、低酸素状態での生理学的変化:血中酸素飽和度は、いつ、低値を示すのか? <答えはこちら> ・・・そういった水準まで、生理学的限界を究める方も出ています。
そのレベルまで目指していなくても、スキーを通じた心身の鍛錬を行っている方が目指している、ある行為があります。それが 通称[コブ]に対する円滑なる滑走です。

当社代表も、その為にと、コロナ禍前から通所したかったところがありました。

それは木島平コブ滑走訓練所です。

幸いに2025年2月に通所する機会がありました。

そこの中村英孝所長のご指導のうち、当社代表によって言語化可能なストックワークを中心意識においた滑走に関して文章にすると、以下になります。

[意識して行う動力]
・スキー板が こぶ または 溝の底部に到達したら、「五木ひろし」氏が、マイクを持ちながら歌唱するかのような肘関節を屈曲させ、そこから、強くストックを握りながら、積極的にフォールライン方向に手腕をスキー板前方へと肘関節を伸展する。
・上半身の位置する場所から遠方を、「ガツン」と声を出しながら、意識して強く突くという 動作を執る。

[作用]
・フォールラインの方に 体重(荷重)を 運ぶ行為が引き出されます。
・効果としては、 後傾という上半身の 荷重の フォールライン方向への運送に遅れが出るという手遅れになる事態を回避することが可能になりえます。

[解釈]
・“ガツン” と 声をだしながら、力を込めてストックを突くと、そこに上半身の荷重を預けられます。
すると突かれたストックの雪面での位置を支点に、自身の持つ重力点に変位が生じます。
・スキー板の滑走しているベクトルに変位が生じ、かつ溝コブの滑走面に沿いながら、回転(回旋)が生じます。
・その際、突かれたストックの位置から、身体が通過する際に、その突いた手を すぐ放すことをしないでおけば、自動車運転のサイドブレーキを下すような行為が自然に発生します。それは意識せずに生じる運動です。
・対して 意識する動作としては、反対の手腕を、「五木ひろし」がマイクを構えるかのように、フォールラインの方に、上半身を回旋させ、運ぶ動作です。
→すると 四肢のうち下肢がバランスをとろうと正対し、その結果としてスキー板の後ろが回旋され、スキー板下面と雪面との間に摩擦抵抗が生じ、その結果としてスキー板と一体化した身体全体のフォールライン方向への落下速度に減速方向への加速度が生じ、実際に減速する状態が生じえます。

その辺りの表現はこちらになります。

オリジナルは 木島平コブ滑走訓練所 コブ指導日記 ビフォーアフターに保存されています。

ビフォーを観ることで、確かに 進化発展している点、ご確認賜れるかと。

ご指導くださった中村英孝所長に謝意を表すると共に、[コブ]の滑走方法を、プロの自己流に染まることがなく手がかりも足がかりも得られていない方においては、手がかりを得る手段として最適だと当社代表の弁がございます。門を叩いてみてはいかがでしょうか。

参考:木島平コブ滑走訓練所に入門すると何故上達するのか



https://pro-sangyoui.com/3897