メンタル産業医の命名者が創設したプロフェッショナル産業医で知られる合同会社(東京都港区)調査では、2016年(平成28年)12月1日時点での神奈川県内でストレスチェックを実施した事業所数は2,242のみと2割にとどまり、2017年3月10日には労働災害防止団体に実施の徹底等を神奈川労働局が要請していました。
しかしながらメンタル産業医命名者で知られる櫻澤博文が実施者を務める職業性ストレスチェック実施センターでストレスチェックを実施した事業所での受検率は8割にもおよび、合同会社パラゴンが把握していた6~7割の及第点は大幅に超過していました。
しかしながら、産業医等による医師の面接まで希望した高ストレス者はわずか0.74%と、同1%を大幅に下回っていました。
その後、厚生労働省による平成29年労働安全衛生調査:ストレスチェックと医師面接の実施率 が判明しました。
企業の規模別に、それぞれでのストレスチェック実施率と、高ストレス者に対する医師による面接の実施率も提示します。
規模 |
実施率[%] |
うち面接実施率[%] |
10-29 |
54.9 |
40.8 |
30-49 |
61.4 |
42.7 |
50-99 |
88.9 |
52.5 |
100-299 |
93.9 |
63.2 |
.300-499 |
98.6 |
75.9 |
500-999 |
99.0 |
83.2 |
1,000~ |
98.4 |
93.9 |
全体 |
64.3(無視さ) |
47.0(よしな) |