横浜市 医療局 がん・疾病対策課ががん治療と仕事の両立の応援を目的とした事業所向け研修用DVD・ハンドブックを配布しています。
横浜市 がん患者の治療と仕事の両立に向けた研修用DVD
その1「働く女性ががんになったら~その時、職場でどうすればいい?~」
《全編》(約22分)
〈パート1〉就労者とがんの概要(約2分)
〈パート2〉就業者が女性特有のがんになったら(ドラマ)
第1章 休職まで(約7分)
第2章 休職中(約3分)
第3章 復職後(約10分)
女性特有がん(乳がん、子宮がん等)に罹患(発症してしまった)場合を題材に、
がん患者が治療をしながら働くにあたり、職場としてサポートするために人事労務担当者や上司、同僚の方が参考にしてもらいたい内容が詰まっています。
ハンドブック
がんと就労 治療と仕事の両立支援ハンドブック
「女性特有がん」(PDF:3,257KB)
B5版 全35ページ
横浜市 がん患者の治療と仕事の両立に向けた研修用DVD
その2「~がんになっても働きやすい職場を目指して~ 職場や家族が支える治療と仕事の両立」
《全編》(約30分)(外部サイト)
そん2は、大腸がんに罹った場合を題材に、本人の気持ちの変化や事業所での困難を身近に感じられる内容となっています。
加えて、治療を受ける際に、罹ったご本人が確認するとよいポイントや、勤め先にて提供してもらうと良い工夫などがわかりやすく解説されています。
以下のハンドブックは、会社側、患者側の視点に立ったQ&AやDVDの内容と連動した両立支援プラン等の関係書式記載例を盛り込むなど、実際に活用しやすい内容となっています。
ハンドブック
がんになっても働きやすい職場を目指して 治療と仕事の両立支援ハンドブック Part2(PDF:4,180KB)
B5版 全40ページ
1年間にがんと診断された人の約3割は働く世代です。
がん治療は、医療技術や治療薬の進歩等により、通院による治療が可能な場合が増えてきました。一方でがんと診断された後、約3割の方が退職されているという調査もあり、がんを治療しながらの「就労の継続」は大きな課題です。
また、雇用者である事業所では、治療をしながらの就労について対応に、産業医の支援が得られない場合苦慮しえます。
そこで横浜市では、がんにり患した方が働くうえで困難を抱えることや、治療と両立するうえで配慮が必要なことについて、事業所に理解を深めてもらうため社内研修等で活用できる上記コンテンツを作成かつ公開するに至っています。
なお職業性電磁場による発がん性研究で世界をリードしていたメンタル産業医が代表をつとめる合同会社パラゴンは、がんにかかった労働者の継続就労支援サービスにおいても他社の追随を許しておりません。
その証左として産業医として支援している企業が第3回BCC(Bridge between Clinic & Company)架け橋大賞審査会にて「明日の架け橋賞」を受賞されています。
参考サイト:産業医先が第3回明日の架け橋賞受賞(18/11/25)