産業医による平成31年度「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の概要解説

健康経営に長けたメンタル産業医で知られる合同会社パラゴン(東京都港区)が、平成31年度に行われた「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の概要について、産業医先に対しては毎年、熱中症対策や熱中症防止対策を執行してもらっています。そしてこちらで確認可能なように、複数の対策を広く市民にも公開しています。

今回もそれら、確認しやすいように備忘録として記録に残しておきます。

STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」平成31年度版は、来る4月を準備期間とし、
5月~9月まで実施されていました。

概要はこちらから。

準備期間中(4月)に産業医を始めとした安全衛生スタッフに対して実施が推奨されていたことは以下でした。

・WBGT値(暑さ指数)計の準備
・夏期の暑熱環境下における作業計画の策定等
・緊急時に搬送を行う病院の把握や緊急時の対応の確認

キャンペーン期間中(5月から9月)に産業医等に実施が推奨されていることは以下でした。
・WBGT値(暑さ指数)の把握・評価
・作業計画に基づき、WBGT基準値を大幅に超える場合の作業時間の短縮
・労働者の健康状態の確認

重点取組期間中(7月)に産業医等に実施が推奨されていることとしては以下でした。
・WBGT値低減対策の追加実施
・水分や塩分摂取の徹底・異常時の救急隊への要請