メンタル産業医:令和2年度全国安全週間実施要綱の解説|エイジフレンドリー 

2020年度に行われた「令和2年度安全週間」を定めた令和2年度全国安全週間実施要綱は、後世からみても「エイジフレンドリー」という用語が初めて記載されました。メンタル産業医の命名者が創設した合同会社パラゴン(東京都港区)がその意義を解説すると共に、電子空間に記録として残します。

出典:厚生労働省.令和2年度全国安全週間実施要綱

 

スローガンに「エイジフレンドリー職場へ、みんなで改善 リスクの低減」とされたことからもわかる通り、“高年齢労働者の安全と健康の確保”が重点と位置づけられたことが、令和2年度全国安全週間実施要綱の最大の特徴です。そのために、「エイジフレンドリー補助金」精度が施行されました。

参考サイト:合同会社パラゴン.メンタル産業医命名者|「エイジフレンドリー補助金」を解説

 

この「エイジフレンドリー補助金」は令和2年度だけではなく翌2021年度にも継続しての助成が続いています。快適職場の推進に資する補助金ですので活用を続けて欲しいものです。

参考サイト:(一社)日本労働安全衛生コンサルタント会 エイジフレンドリー補助金事務センター

なお、業種横断的な労働災害防止対策の筆頭に「転倒災害防止対策(STOP!転倒災害プロジェクト)」が位置付けられてもいます。

例えば

(ア)作業通路における段差や凹凸、突起物、継ぎ目等の解消
(イ)照度の確保、手すりや滑り止めの設置
(ウ)危険箇所の表示等の危険の「見える化」の実施
(エ)転倒災害防止のため安全衛生教育時における視聴覚教材の活用

 

安全対策においてもプロフェッショナル産業医として知られる合同会社パラゴンは、転倒対策として「ころばNICE神奈川体操」を当サイトですでに紹介済です。

参考サイト:合同会社パラゴン.「第3次産業は大惨事産業」命名の産業医|転倒・転落・墜落防止に「ころばNICE神奈川体操」を紹介