健康経営㊱|メンタル産業医が解説:11年ぶりに増転した2020年自死統計を踏まえ、障碍者法定雇用率2.3%以上に、パートナーシップ構築宣言(21/03/17)

コロナ禍による自死増

2021年3月16日に警察庁と厚生労働所から公表された2020年の自死(自殺)者数(確定値)は21,081人(対前年比104.5%、小中高生は499人)と11年ぶりに増加しました。
心理学的剖検という、遺書は遺族からの死因分析からみた自死の動機で一番多かったのは「健康問題」の48.4%(対前年比103.4%)でした。
健康経営シリーズを通じて、最近は「産業医による健康経営対策㉞|国立感染症研究所懸念:コロナワクチン耐性ウイルス流行への自力救済型対策とは」によってプロフェッショナル産業医で知られるメンタル産業医が主眼としていることは、そもそもこの「健康問題」が発生しなくなれば、「過労死ゼロ」や「自死ゼロ」社会が、【「不治」も出る問題】があったとしても到来しえるからです(「食事」という字を分解すると、「人」を「良くする」「事」と分解できるように)。「滋養」というように、食事を改善すると、健康状態を改善しえます。そしてこの「健康問題」が解消しえたら、自死を48.4%も減少しえるものと期待しているからです。

しかしながらG7で一番新型コロナウイルスに対するワクチン接種開始が遅く、中国からは中国製ワクチン接種をしていないとビザを与えられないような、国際保健では貢献どころか見下されているような中、緊急事態宣言が毎年のように発令されては経済的出血行為を強いられ続けると、健康状況の改善には困難が伴い続けます。

出典:警察庁Webサイト 令和2年中における自殺の状況

出典:令和2年中における自殺の状況 付録

出典:自殺の統計 厚生労働省

出典:令和2年中における自殺の状況 第1章 令和2年中における自殺の概況

参考サイト:図表の元データ

出典:第2章 令和2年中における自殺の概要

出典:第3章 令和2年中における自殺の内訳

参考サイト:付録1 年齢別、原因・動機別自殺者数

参考サイト:付録2 職業別、原因・動機別自殺者数

 

 

対策:メンタル産業医によるコロナうつ対策シリーズをご確認ください。

既出の紹介サイト

参考サイト:みんなのメンタルヘルス総合サイト

新規紹介:相談先

健康経営㉞|こころのサポートダイヤル他 相談先のご紹介(20/12/07)」にて相談先を紹介しました。

今回は神奈川県による新しい相談先を紹介します。

ひとりで悩んでいませんか?あなたの悩み、無料で相談できる窓口があります。

「コロナ禍で気分が落ち込む」、「何に悩んでいるか分からないけど、もやもやしている」など、一人で抱えているこころの悩みはありませんか?

 

相談時間:月~金・日の17時~22時※受付は21時30分まで(祝日・休日を除く)

 

LINE相談は、こちら(友達登録していただくと、相談できます。)

 

また、現在抱えているストレスや最近2週間のあなたの状態を入力することで、こちらからこころの健康をチェックできます。ぜひご活用ください

 

障碍者法定雇用率2.3%以上に

一般企業でいうならば、対象となる事業主の範囲が、従業員43.5人以上に広がります。

出典:厚生労働省.障害者の法定雇用率が2021(令和3)年3月より引き上げになります(リーフレット)

 

改正障害者雇用促進法に基づく障害者差別禁止・合理的配慮に関するQ&Aと事例集こちらから。

 

日本商工会議所の「パートナーシップ構築宣言」

コロナ禍で、優位な地位を悪用した契約が横行しています。取引先どうしが公明正大な取引関係構築ができるようにと日本商工会議所が「パートナーシップ構築宣言」の紹介動画を用意しました。

「宣言後、購買担当者の意識が変化した」「名刺にロゴマークを入れたらホワイト企業と認知された」などの好感触が得られているとのことでした。

完全な修復| 肉体、心、精神の癒し| 意識を高める音楽