美吉ほむら 著の『非風化: おネエ産業医 寒桜剛の探偵日記』という題の小説がamazonの Kindleにて刊行されています。
美吉ほむら 著の『非風化: おネエ産業医 寒桜剛の探偵日記』という題の小説がamazonの Kindleにて刊行されています。
産業医が主人公として設定されるだけでも異色な中、登場する大学は産業医科大学?のような目的大学としての描写が見事。
その他東京都新宿区にあるという企業、
登場人物、・・・・花登筺の「どてらい男」のようなエネルギーを感じさせるだけではなく、
「半沢直樹」を彷彿とさせる社内政治という、醜悪さへがぷんぷん伝わってくる卓越した記述には、フィクションとは到底思えない迫力を感じます。
おネエ産業医が実際にいるとは聞いたことはありませんが、それを除外しても、業界に通じていないと記述できないような創り込みがなされている点に関して舌を巻く他なく、アガサ・クリスティーの「名探偵ポアロ」 日本版と 思える内容と理解しえました。