RESAS、NCDの紹介
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RESAS、NCDの紹介

2022年08月01日(月)7:28 PM

地方創生の様々な取り組みを情報面から支援するために、経済産業省と内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が提供している「地域経済分析システム」がRESAS:リーサスです。


V-RESASとは

うち 新型コロナウイルスが地方や業種ごとの経済に与えた影響を可視化したのがV-RESASです。

当第51回でコロナによる死亡リスクがゼロではないものの、きわめて小さい (累計死亡者はPCR検査陽性者の0.299%、対人口の0.025% (累積死亡)とコロナ生存率は累計でも99.975%を誇る)ことを取り上げました。   

それなのに例えば飲食店への不経済性は以下のように回復を示すことにはつながっていません。

コロナ死より自死の方が何倍も多い中・・・

メンタル産業医によるレジリエンスを高める⑲|こころの体温計

むろんこういった「生きた」経済を次世代に学んでもらおうとこれらデータに立脚して問題解決する能力を育むため、RESASを取り入れた授業モデル「RESAS for Teachers」も提供されています。

RESAS for Teachers

以下のように根拠に基づいた政策作成(Evidence based policy making)の手法演習課題例も整備されています。

 

ナショナル・クリニカル・データベースとは

全国で2019年12月現在の登録施設数は5,276、診療科数は13,5305千以上もの医療施設が、2018年度登録症例件数 1,529,324例で累計では約1,130万件という手術データを一般社団法人National Clinical Database(以下、NCD)に持ち寄って構築されています。元は2010年専門医制度を支える手術症例データベースとして外科系臨床学会が設立したところかは始まっています。日常診療の合間に臨床医よりデータは供出され、それを元に大規模なデータベース化が日々刷新され続けているわけです。現在、わが国で行われている該当領域手術の95%以上が登録されていることから、信頼性の極めて高いデータベースとして機能しているものと期待しえます。

実際、ビッグデータを活用した様々な多くの解析、運用も成されていおり、手術リスク評価も可能となり、web上で患者情報と術式を入力するだけで手術リスクが瞬時に表示されるrisk calculatorシステムも現場で大いに利用されています。



更には各施設の成績と全国平均との比較から自施設の客観的評価もできるようなフィードバックシステムも構築されていいます。


最近では、手術だけではなく癌登録データとしての機能も付加されており、労働衛生工学・・・病院の産業医でしたら知らないことはない「作業標準化」としてのナビゲートシステムとしても展開可能となっています。



今後、様々な癌腫の全国データの集積が期待されています。

参考サイト:NCDの目的は医療の質の向上と、患者に最善の医療を提供すること。

 

ワクチン接種回数と陽性者発生割合との関連

2022年7月28日に開催された第92回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード にて事務局が提出した 資料2-5がこちらから確認できます。

「ワクチン接種歴別の新規陽性者数」は7月以降の累計となっています。


ワクチン未接種、2回接種、3回接種群ごとに、年齢層別にて10万人あたりの新規陽性者 数が出ています。日本弁護士連合会 新型コロナウイルスワクチン接種に関する提言書が2021年2月19日に出されています。ここではワクチンによる有害性が明らかになっていない中、接種には慎重な対応が求められること、以下が抜粋ですが、警告がなされています。

接種に当たり,医師による適切なインフォームドコンセントが不可欠である。ワクチン接種の必要性やリスク等が丁寧に説明され,接種に向けた最終的な意思決定が適正に行われるよう留意すべきである。

国民が期待するのはあくまで安全で有効なワクチンである。また,十分な情報に基づいて納得して接種するか否かを選択することである。そのためには,本件ワクチン接種の全過程において,国の責任で人権擁護を徹底する施策を取ることこそが真に社会的要請に応える感染症対策を実現させるための核心であると考え本提言に及んだと。

 

しかし実際は製薬業界からの献金に基づいての誤用ぶりは製薬マネーデータベースからも確認可能ですが、つまりは御用学者が「専門家」面しているという医学的な問題があったのが今回のワクチン問題でした。

参考サイト:産業医による新型コロナウイルス感染症対策㉗|感染症学会特別シンポジストの制約ぶり

 

そこでこの対10万 の新規陽性者数をみてみましょう。ワクチン接種による受動免疫力が実際に付与されたのかの比較確認が、統計学的検定はされていませんが可能だからです。

ざっとみたところ、未接種より2回接種が、更には3回接種の効果が確認されるのは12歳~19歳と50代だけです。

20歳~49歳は2回接種の方が未接種より易感染性を示し、かつ3回接種に関しては未接種と統計学的有意差が果たして出ているのか疑念を挟める程度の変化しか確認しえないようにみてとれる結果です。

3回接種した方々でも、接種後61日も経過すると免疫力増強効果は剥落すること確認されています。


 

季節性インフルエンザに対する予防接種でさえ3年も、同じ種類を接種させるといった、まるでマスコミによるワクチン廃棄疑問視報道を忌避するかのような動きはこれまでありませんでした。

 

出典:メンタル産業医によるインフルエンザ対策2021|健康経営に向けワクチン株選定や流行対策の鍵紹介

参考サイト:産業医によるインフルエンザ対策2020|2020/21シーズン向けワクチン株選定内容の記録

 

 

 

健康経営は健康という科学を根拠とした医学と、経営学と根拠とする実学体系とが含有される概念だと健康経営を標榜する合同会社パラゴン(東京都港区)として考え、上記を紹介しました。



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