2015(平成27)年に施行された「ストレスチェック制度」は、事業者に対し、労働者の心理的な負担の程度を把握するための検査(ストレスチェック)と、検査結果に基づく医師による面接指導などを義務づけました。ストレスチェック制度の有効活用にて健康経営優良法人認定支援まで数万円の負担にて導入支援することで知られるプロフェッショナル産業医提唱者が創設した合同会社パラゴン(東京都港区)も、当サイトを通じてこれまで通算57回、ストレスチェック対応情報を提供してきております。
これまでストレスチェックの実施者とは、ストレスチェックを実施し、その結果を踏まえ、面接指導の必要性を判断する者であり、産業保健や精神保健に関する知識を持つ医師、保健師、必要な研修を修了した看護師や精神保健福祉士となっていました。
そんな中、2018年7月11日の労働政策審議会安全衛生分科会の答申を受けて、ストレスチェックの実施者に、必要な研修を修了した歯科医師と公認心理師が厚生労働省より同8月9日に公布した「労働安全衛生規則の一部を改正する省令」にて加えられ、即日施行されました。
出典:第115回労働政策審議会安全衛生分科会(ペーパーレス開催)資料1-1 労働安全衛生規則の一部を改正する省令案要綱(諮問文)
そして2019年4月1日から施行される働き方改革に伴う改正労働安全衛生法に対応すべく当社代表の櫻澤博文は
『ストレスチェック面接医のための「メンタル産業医」入門』の改訂作業を行いました。
改訂版が出版社である日本医事新報社から販売されています。
電子版を無料で付属させるという大判ふるまいです。
出典:日本医事新報社. ストレスチェック面接医のための 「メンタル産業医」入門〈改訂第2版〉 働き方改革関連法に対応した最新版【電子版付き】面接医の実務を詳解。働き方改革関連法に対応した最新版