メンタル産業医|2019年度「介護と仕事の両立推進シンポジウム」参加報告

21世紀のメンタルヘルスは認知症対策で介護離職防止できてこそメンタル産業医と提唱しているのが合同会社パラゴン(東京都港区)。高齢人口の増加や家族形態の変化を背景に、介護や看護を理由として離職した人が全国で10万人近く上るなど、介護と仕事の両立が社会的な課題となっています。
そんな中 「介護と仕事の両立」をテーマに、主に企業の経営者、人事労務担当者の皆様に向けたシンポジウムを東京都が開催しました。

介護支援サービスを産業医関係会社では日本で初めて立ち上げた合同会社パラゴン(東京都港区)も、例年参加していることより、2019年(平成元年)度に開催された内容を紹介します。

開催日時

 令和元年10月29日(火) 14時00分~16時45分(開場13時30分)

会場

 日経カンファレンスルーム(東京都千代田区大手町1-3-7)

 

基調講演 

講師 法政大学 キャリアデザイン学部 教授 松浦 民恵 氏

若年者介護やダブルケアなど、従業員が抱える多様な介護の実情、それに対して企業が取り組むべき具体策などについて解説されました。

企業による取組事例紹介 及び パネルディスカッション 

講演者 兼 パネリスト

・SCSK株式会社 人事グループ人事企画部 部長 酒井 大介 氏
・株式会社はなまる ケアラー支援担当 角田 映子 氏
・社会福祉法人あいのわ福祉会 理事・法人本部事務局長 佐野 佑 氏

コーディネーター

 法政大学 キャリアデザイン学部 教授 松浦 民恵 氏

取組事例紹介では、従業員の介護と仕事の両立について積極的な支援を行っている企業が、自社における取組やこれを通して得られた変化、また介護に直面する従業員の実例などについて講演されました。
また、パネルディスカッションでは、企業規模や業種による課題の違いやこれに対する支援策などについて議論を深める機会となりました。

東京労働局 事業案内 

説明者 厚生労働省 東京労働局 雇用環境・均等部 指導課 課長補佐 津守 一 史 氏

東京都 事業案内 

仔細はこちらから確認可能です。