産業医による次亜塩素酸水の紹介

コロナ禍下の労働の現場では、日々の消毒作業という作業環境管理や作業管理を、より楽にする工夫が求められます。その際、産業医や衛生管理者には、科学的効果を失うことない工夫が求められます。また、労働者の健康を保全しつつ、企業側の費用負担を軽減することになると「三方良し」にもなります。
何しろアルコールだと、頻回に使っていると脱脂作用より皮膚炎が相次ぎます。このように労働災害を防止する観点も必要です。

そこで次亜塩素酸水(酸性電解水)の持つ病原体に対する殺菌(失活)効果をまとめました。

〇次亜塩素酸ナトリウムよりも高い殺菌活性(殺菌力)を示す

参考サイト:厚生労働省.次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性に関する資料

 

〇新型コロナウイルスに有効である可能性がある

出典:経済産業省出典:独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)

 

〇新型コロナウイルスに効果があることは十分推察できる
出典:小宮山 寛機。一般社団法人日本電解水協会

酸性電解水(次亜塩素酸水)の主成分は殺菌力の強い次亜塩素酸 (HClO) です。この塩素原子は強い酸化作用を有しており、さらに OH ラジカルも関与してウイルスや様々な菌に対して優れた殺菌力を示します。
従って、今後も問題となる新興・再興感染微生物に効果を発揮することは十分に推察できます。

現在、食中毒の予防に食材、食品工場、厨房などの衛生管理を目的に次亜塩素酸ナトリウム溶液が汎用されていますが、それに換えて酸性電解水(次亜塩素酸水)を使用することによってより効果的な衛生管理が期待されます。
一旦生成機器を設置すると、水道水感覚(流水)で手軽に使用でき、しかもランニングコストも低く、塩素濃度も次亜塩素酸ナトリウム溶液に比べて低濃度で済むので塩素臭も少なく、手指や環境にも優しい水です。

 

「亜塩素酸水」の解説

①2012年11月6日 食品衛生分科会 「審議事項に関する資料」
内閣府 食品安全委員会によって厳正な審査を受けた結果、2012年11月6日に開催された厚生労働省薬事・食品衛生分科会添加物部会にて、食品安全委員会の『添加物として人の健康を損なうおそれはない』とする案が承認され、2013年2月1日付け厚生労働省令第9号により、食品添加物:殺菌料として指定されました。

 

 

出典:「亜塩素酸水の新規指定の可否に関する薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会添加物部会報告書(案)」 より

厳正な審査において、サルモネラ菌や大腸菌といった食中毒の原因となる細菌に対し、「亜塩素酸水」は広い範囲での殺菌効果が認められました。また、食品に対する殺菌効果についても、有効性濃度範囲で「亜塩素酸水」を使用すれば殺菌効果があり、さらに食品の品質に対しても影響がないことが確認されています。

出典:2012年7月 食品安全委員会「添加物評価書 亜塩素酸水(第2版)」 より

「亜塩素酸水」の安全性についても、食品安全委員会により、食品添加物として適切に使用され、使用基準が遵守される限り、安全性に特段の懸念はないとの評価がなされています。

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