労務問題に長けた弁護士によるメンタルヘルス対策特化サイト開設(16/11/18)

つまこい法律事務所(東京都千代田区)佐久間大輔弁護士が企業向けのメンタルヘルス対策(事故防止も含めた安全衛生対策)支援の一環として、企業のためのメンタルヘルス対策特化サイトを開設されました。内容は健康経営の基盤としてストレスチェック制度の活用を説くメンタル産業医集団の合同会社パラゴン(東京都港区)にとっても有用な情報が多数ありますので紹介します。

産業医やストレスチェックに関与する企業労務関係者が読むと参考になるニューズレターも作成されています。創刊号の内容は次のとおりでした。

●産業医も知っておいた方が良いQ&A:自死殺未遂を起こした新入社員への使用者の損害賠償責任は 新入社員が、研修で講師から厳しく指導されたパワハラにより試用期間中に社員寮で自殺未遂を起こした場合、使用者はどのような責任を負うことになるのか?

 ●産業医関係裁判例の紹介

自殺前に精神科を受診せず、周囲が異常に気づかなかった事案において、裁判所は精神障害の病名と発病時期をどのように認定したのか?

・「産業保健フォーラム IN TOKYO 2016」報告

 ストレスチェック制度は、努力義務である集団分析にこそが制度の肝。ストレスチェックの職場集団における結果を分析し、職場環境改善につなげるためにはどのような工夫が必要となるのか、三井化学株式会社統括産業医である土肥誠太郎先生による実施事例解説が記載されていました。

出典:お問い合わせ(相談予約).企業のためのメンタルヘルス相談室

 以上、産業医やストレスチェックでの実施者、実施事務従事者にも有用かと思われましたので紹介しました。