元産業医先が労働新聞に|衛生委員会の活性化(20/11/07)

プロフェッショナル産業医として知られる合同会社パラゴンが支援していた企業は、それぞれがその業界での優れた企業が多いだけではなく、人事労務担当者もプロフェッショナルな方々に恵まれています。そのため、「労働新聞」の「フォーカス」に、その企業の優れた労務管理内容が取り上げられ続けていました。

今回、3社目として取り上げられた元契約先を紹介します。

それは「スカパー!」のカスタマーサービスを請け負う㈱スカパー・カスタマーリレーションズ(東京都品川区)です。担当者が担当から外れたり、2021年中に契約は解消となりましたが、同社が2018年度から2020年まで安全衛生委員会の活性化に取り組んでいた事例は、今も他のモデルになりえるので具体的な内容を紹介します。

「積極的な発言」「頭ごなしに意見を否定しない」「発言はいったん受け止める」「反対意見の必要性を認める」「なるべく全員に話を振る」などを会議のルールに設定しました。その上で活発な議論を促し、職場の要望を吸い上げました。委員の議論に基づいて、衛生委員会の名称を「安心・安全見守り隊」に変え、社内の認知度向上を図ったほか、ロミロミマッサージが受けられるイベントを実施するなど、参加型の職場環境改善活動を推進された経緯が紹介されていました。

出典:労働新聞社.【フォーカス】スカパー・カスタマーリレーションズ/衛生委員会の活性化 「見守り隊」を結成 積極的な発言ルール化