健康経営に向けた産業医活動に邁進されている全国の産業医に、健康経営に向けたワクチン対策情報として、
・ファイザー社製のワクチン(以下 F)と
・モデルナ社開発・製造、武田社販売のワクチン(以下 T)との違いを
メンタル産業医命名者が創設した合同会社パラゴン(東京都港区)がお届けします。
参考サイト:第62 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会 令和3年度第11 回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会
出典:資料2 新型コロナワクチンの投与開始初期の重点的調査(コホート調査)健康観察日誌集計の中間報告(8)
新型コロナウイルスに対するワクチンの実用化の背景には、
・企業の差異を凌駕しての最新遺伝子工学知識を持ち寄っての共同研究、
・米国や英国による国家を挙げた多額な資金投資という開発支援、
・国家を超えての臨床治験支援という国家間協働プロジェクト編成
・イスラエルのように、免疫力賦活は、食料備蓄や飲料供給のように、兵站における戦術における一連の装備増強として、市民への接種フローが行われたのみならず、発症阻止効果の確認という、国民の健康度確認が、国力をも左右するという戦略、軍略として位置、
このような 国家を超えて 感染症対策における変革・革新というイノベーションがもたらされました。
そのイノベーションを有効に活用するためには、技術だけではなく自由主義、資本主義、民主主義という価値観に基づいた公平性・公共性・公益性・公正性・倫理性といった倫理観が求められます。
2021年8月2日追加情報
2021年7月3〜17日にかけて開催されたマサチューセッツ州バーンスタブル郡での複数の、いわゆる「野外フェス」といった数千人規模の興行へ参加したマサチューセッツ州の住民のうち、469件のコロナ感染者が確認されました。当時 同州住民の予防接種率は69%でした。
346件は(74%)は2回のmRNAワクチン[Pfizer-BioNTechまたはModerna]接種 または[Johnson&Johnson]ワクチンを1回接種を終え、かつそれぞれから2週間は経過していた方でした。
133人の患者の検体の119(89%)でSARS-CoV-2のB.1.617.2(デルタ)型変異が確認されました。1例でデルタAY.3亜系統が同定されました。
ワクチン接種後の274人(79%)で発症が確認されました。
入院した5人の発症者のうち4人はワクチン接種を終えていました。
死亡は報告されていません。
ワクチン接種後の127人の検体のリアルタイム逆転写-ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)でのサイクルしきい値(Ct)は、ワクチン未接種者や単回接種、またはワクチン接種状況が不明な 84人の検体と変わりがありませんでした(中央値=それぞれ22.77および21.54)。
予防接種による感染拡大防止効果が確認されない現状を鑑み、7月27日にCDCは、ワクチン接種の有無をとわず、すべての人がマスクを着用するよう推奨することとしました。
参考サイト:Forbes.「ブレイクスルー感染」、デルタ株で予想以上に増加か
ワクチン接種することで、かえってデルタ株の感染が拡大してしまった現実問題を以下の報道を根拠に、考察します。
日本語抄訳
CDCによるとコロナワクチン接種者は、その発症は抑止されても、未接種者よろしくコロナウイルスを拡散させるおそれあり
CDC報告によると、
①2回のコロナワクチン接種を済ませた人でもコロナウイルス感染を防止できないどころか、拡散源になってしまう可能性がある。
→理由:2021年1月以降、デルタ株の感染拡大と比して入院患者や死亡例におけるワクチン接種者の割合が増加。
②その理由は、ワクチン接種を済ませた人でもデルタ株に感染すると、体内のウイルス量増加を抑止できないから。
いくらワクチンを接種したとしても、感染するとワクチン未接種者と同じだけの量のウイルスが体内で増加してしまう(不顕性感染)。知らないうちに、そのウイルスをワクチン未接種者の感染と同様、感染源となってしまう(スプレッダー)。
③デルタ株は感染力が強く、より重症化する可能性が高いとし、ブレークスルー感染者はワクチン未接種者と同じように感染源になる可能性があると結論づけていた。
④以上より 予防接種の効果が確認されない事態になったことより、7月27日にはCDCは、予防手段には ワクチン接種の有無をとわず、すべての人がマスク着用以外に手はなく、推奨せざるをえない状況に追い込まれた。
2021年7月3〜17日にかけて開催されたマサチューセッツ州バーンスタブル郡での複数の大規模集会へのマサチューセッツ州の住民から469件のコロナ感染者が確認されました。
346(74%)は2回のワクチン接種を受けた方でした。
133人の患者の検体の90%でデルタ型変異が確認されました。
ワシントンポスト紙は2021年7月30日付報道で、マサチューセッツ州で確認されたコロナウイルスの感染者の4分の3がワクチン接種者だったとする調査結果を取り上げると共に、CDCの文書に 「状況が変わったものと認めざるをえない」との記載がなされていたことを報じた。また、コロンビア大学で疫学を専門とする Jeffrey Shaman氏の「ワクチン接種者が、デルタ株の感染拡大にかなりの程度関与していることは重大な問題だ。ワクチンを接種する目的に、接種者個人における感染や重症化進展予防や、ワクチン接種者の割合が7割ほどになると得られるという集団免疫の確保や社会への貢献があった。しかしこの再感染やブレークスルー症例が これほどまで多いと、それらは無意味となってしまった。」との論評を取り上げることで、アメリカで2021年夏に、再感染が拡大した背景には、ワクチン接種者による変異株の感染拡大が原因と推測していた。
CNNの報道によると、エモリー大ワクチンセンター長のウォルター・オレンスタイン博士の見解
「ワクチン接種者であっても、デルタ株に感染してしまうと、たとえ発症はしなくても、(不顕性感染というキャリアとなって)、ワクチン未接種者と同じ程度のウイルス排泄という感染性を発揮していると理解できます」を元に、2回のワクチン接種を済ませたとしても、ワクチン未接種者とデルタ株の感染拡大に差異はないと取り上げていた。
(参考サイト:合同会社パラゴン.産業医による新型コロナウイルス感染症対策⑩|マスクの選択<追記の追記>)
考察
ワクチンを接種すると、感染したとしても、自覚症状が乏しくなることより、自身が感染しているのか していないのか わかりにくくなります。
武漢発オリジナルコロナに対するファイザー製ワクチンの発症予防効果は、確かに95%もあること、紹介しております。
参考サイト:【産業医によるJAGES研究成果紹介③】要介護度悪化防止、ファイザー社製新型冠状病毒ワクチンの安全性&有効性評価&単回接種効果
これは感染者を20分の1まで秘匿する効果と解釈可能です。最近、デルタ型だとこの発症予防効果が落ちていること、判明し始めています。それは、そもそもワクチンによる抗体力価は、半年程度、持続したらよいのです。永続性があると、例えば発がん性といった悪い効果があるものだと大変。インフルエンザウイルスに対するワクチンの効果は5か月程度でした。ウイルスからみたら、変異とは進化です。その進化した変異型に対しては、ワクチン効果を無効化する変異・進化が、ウイルスの生存戦略上、行われるものです。
もしくは種の保存の法則より、そういう変異株が生存しえるものです。
困るのは、総理大臣や東京都知事、そしてそれらに入れ知恵した御用学者が誤用だったという現実です。それぞれ「ワクチンは切り札」だとか「ワクチン接種者数が増えることが感染拡大を食い止める」といった発言やワクチン接種体制整備は、今や「捨て札」であり、「感染拡大を増強する」という結果に成り下がってしまいました。
参考サイト:合同会社パラゴン.産業医による新型コロナウイルス感染症対策㉗|感染症学会特別シンポジストの制約ぶり
発症していない、がしかし 感染しかつ感染源になる不顕性感染症者を増加させてしまうだけだったからです。つまり、医療従事者やS薬局やOビック創業者という上級国民様、そしてエッセンシャルワーカーを優先させて接種させることで、国政による和製「スーパースプレッダー」がたくさん、感染を拡大させてしまったのでしょうか。
2021年7月25日NHK:9日目に追随報道
▽1回目の接種の翌日が4.7%、翌々日が2.2%だったのに対し、
▽2回目の翌日は75.7%、翌々日は22.3%。
▽1回目の接種の翌日が20.9%、翌々日が14.1%だったのに対し、
▽2回目の翌日は84.7%で翌々日が47.6%。
「頭痛」は
▽1回目の接種の翌日が11.7%、翌々日が8.5%で、
▽2回目の翌日は63.8%、翌々日は38.7%。
基本知識
①ファイザー社製ワクチンの効果は以下から復習可能です。
参考サイト:合同会社パラゴン.【産業医によるJAGES研究成果紹介③】要介護度悪化防止、ファイザー社製新型冠状病毒ワクチンの安全性&有効性評価&単回接種効果
②どうして武田がモデルナ社のワクチンの製造を受託しているのかの状況証拠は以下に記載しました。
色々と想像力を掻き立てられないようにしたいものです。
出典:合同会社パラゴン.産業医による健康経営対策㉞|国立感染症研究所懸念:コロナワクチン耐性ウイルス流行への自力救済型対策とは
まず きちんとたアフターマーケット調査ということが伺える表紙から
対象の違い
Fは旧国立病院系(社会保険病院とか)勤務の医療従事者であるのに対して
Tは自衛隊所属に特別職国家公務員様です。 ここでどちらが屈強かとか、強靭だとか、うたれ強いとか、日々の「労働」に、訓練が入っているのはどちらだろうかといった「色眼鏡」をかけてはいけません。
主な結果
発熱
上がF 下がT による 副反応の出現者の割合が 比較されています。
全身倦怠感他
統計学的検定結果
FよりTの方が、どのような副反応が 何倍(95%信頼区間)出やすいかを赤で囲っています。
考察
Fの初回と2回目における副反応出現 割合
メンタル産業医より:午後のひと時を堪能するのに よい歴史的偉業を達成された方による音楽をどうぞ
Martha Argerich play Chopin “Polonaise N°6 l’heroique”