産業医によるコロナ禍検証|効果ないマスクの装用がコロナ禍継続の原因⁉
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産業医によるコロナ禍検証|効果ないマスクの装用がコロナ禍継続の原因⁉

2022年07月15日(金)12:58 PM

作業管理

以下をご覧ください。

 



拡大すると

 

ここの図表にあるように粒子径が20マイクロメートル以下となると、棒グラフで示された青色の割合が2割はおろか、3割を超しています。この青色の部分は「隙間放出」とあるように、隙間から漏れ出てしまう割合です。

黄色は素通りしている割合です。

この資料は第7回新型コロナウイルス感染症対策分科会にて確認されるように、2020年8月24日に行政や「専門家」とされていた方々には報告されていました。

当時、首相をされていた方の名が冠された「マスク」(布製、サイズは比較的小さめ)が配布された後です。



コロナウイルスの大きさは直径80~160ナノメートル(0.08~0.16μm)です。いわば空気中の“ホコリ”だと産業医による新型コロナウイルス感染症対策⑩|マスクの選択 にてお伝えした通りです。


また、いわゆる「三管理」。つまりは労働安全衛生における金科玉条である労働安全衛生3管理に沿っていないことは、産業医による健康経営㊴|労働安全衛生3管理に基づく有害因子の流れからみたコロナ対策大全 でも問題提起しておりました。

 

仮に市販のマスクに防じん機能があるとしましょう。でしたら厳然とした品質基準に合致するか否か判断する国家検定がある中、合格していないものを推奨することは、じん肺という労働災害に罹患された方々の辛苦を忘却されてしまった、およそ労働安全衛生における専門家とは称しえない素人と言わざるを得ません。何しろ防じんマスクには労働安全衛生法に基づく規格と型式検定という「国家検定規格」が定められており、合格したものだけが国家検定合格品と名乗ることができるわけです。


しかしながらもれなく漏れる、ウイルス通過機能付きマスクを装用させるということは、感染拡大を抑止しえないどころか、妄信する市民がいた場合には感染の拡大に寄与することになりかねません。具体的には
“マスクを装用するだけで、感染させる/感染することはない”と妄信してしまうと、基本的な感染予防対策を間違った方向に導きかねません。

それは手指をアルコール噴霧するだけで「ウイルスの失活」を為し得たと誤解する方々も世間に多く認められることと同じです。

感染防御の基本は、労働安全衛生での「作業管理」でいうならば北里柴三郎時代でも手洗いでした。「咳エチケット」という啓発キャンペーンもありました。

それらの効果を阻害しかねないのが この もれなくウイルスを漏らす市販マスク装用を 筆頭とした感染防御措置のキャンセル機能ではないでしょうか。


【科学的根拠】

以下の図から50%と半分は捕捉しえていません。

               


不織布マスクでは200マイクロメートル以下の飛沫に対する捕集効果は小さいことは2020年10月13日 記者勉強会 オンラインスライド(動画付き)の8枚目にて取り上げていました。




ウイルス飛沫の3分の1は漏らしているだけではなく、エアロゾルは濾過さえできないこと証明されていることから感染予防には、マスク装用なだけではな不十分なので、労働安全衛生における、いわゆる3管理からみても、より上位かつ上流概念である【作業環境管理】に遡っての対策が求められるように。例えば換気が必要と紹介しておりました。

 

参考:産業医による健康経営㊴|労働安全衛生3管理に基づく有害因子の流れからみたコロナ対策大全

 

 

 

思うに労働衛生工学からみたマスクの選択 を提供したのは2020年11月19日 でした。

そもそも労働衛生工学の大家の方々は、防じんマスクの品質担保として国家検定制度があること、対して市販マスクにはそれら性能は全く得られないこと、労働衛生工学の講義の最中に学生に対して学問としての正しさを述べています。



しかしながらそれら もれなくウイルスを漏れさせたり通過させる機能付きの市販マスクを どうして問題視しないのか全くもって謎です。

 

 

健康管理:ワクチンによる感染抑制は複数回失敗に

 

∵2回目ワクチンのオミクロン株への有効期間は2~4週目がピークだった(NEJM発)

NEJM April 21, 2022 Vol. 386 No. 16にあるように、オミクロン株(B.1.1.529 変異株)に対する Covid-19 ワクチン 3種類(BNT162b2(ファイザー社–ビオンテック社),mRNA-1273(モデルナ社)ChAdOx1 nCoV-19(アストラゼネカ社))の有効性は、様々な組み合わせで検討してみたとしても、長くても4週間に過ぎませんでした。 

出典:Covid-19 Vaccine Effectiveness against the Omicron (B.1.1.529) Variant」

例えば初回、2回目共にBNT162b2 2~4 週の時点で有効率は 67.2%(95% CI 66.5~67.8),10 週以降は 45.7%(95% CI 44.7~46.7)に低下していた等、仔細は産業医による新型コロナウイルス感染症対策㊼|3管理に沿った最新知見 をご覧ください


∵横浜市:3回目ワクチンの有効期間はせいぜい61日だと広報誌で紹介

横浜市は以下の図の右上の引用先に記述しているように、つまりは政府も把握していた情報だと明示した上で、COVID-19という、名前からして2019年のオリジナル武漢発中国黴毒を型にとったワクチンでは変異したウイルスに対する防疫効果は期待しえない現実を知った方が良いと、衛生研究所の解析を確認しなくても判る 自明のことだと市民に啓発を行いました。



出典:広報よこはま2022年5月号(PDF:2,678KB)



∵4回目ワクチン接種のオミクロン株への有効期間は30日目まで(NEJM発)


NEJM April 28, 2022 Vol. 386 No. 17にあるように、ファイザー&ビオンテック社によるコロナワクチンの4 回目接種の効果が報じられています。

出典:Fourth Dose of BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine in a Nationwide Setting

60歳以上の高齢者に対する4回目接種による感染防止効果検証結果では、3回接種群と比べ接種後7~30日間の感染リスクは45%、入院リスクは68%、死亡リスクは74%低下が示されていました。しかしながら上記横浜市による広報と同じく、接種後8週間時点では約10%まで予防効果の低減が確認されたように、一時的でしかありませんでした。

どうして2019年と3年も経過したワクチンを接種させ続けるのでしょうか?

購入決済権限者の責任を追及させないため?

 

 


健康経営優良法人認定支援に長けたメンタル産業医が健幸経営コンサルタントとしてのサービスを提供していることで知られる合同会社パラゴン(東京都港区)として、つまりは資金を提供している他国政府を含めた団体、国籍を問わず個人は存在しないことから忖度や空気をよむことなく、事実を取り上げました。

何しろ2020年コロナショック後、経済が立ち直っていないのはどの国や集団でしょうか。

 

科学的根拠なき思想を政策化して、かえって自死を増やした教訓を知らないのでしょうか。

 



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